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目次
第1章 青少年時代(「立派な武士になれ」との父母の教へ;元服に際しての迷ひ文と武の二つの道;大切な、人との出会ひ;青年武士の初陣、そして、軍人の道へ)
第2章 挫折と苦悩の青年将校(晴れて陸軍少佐として;愛する弟と恩師との別れ;痛恨の軍旗喪失 西南戦争にて;苦悩の中で、結婚;心機一転のドイツ留学)
第3章 日本軍人の模範にならう(軍服中心の毎日;いざ日清戦争へ;次は台湾だ;日露戦争に備へ、最後の訴へ)
第4章 つひに、日露決戦(長男・勝典の戦死、乃木大将の出陣;進め!肉弾の総攻撃;旅順なほ落ちず…;つひに、二〇三高地、旅順を落とす;昨日の敵は今日の友、水師営の会見)
第5章 日本の平和と発展を願って(遺族と傷病兵を見舞ふ毎日、乃木大将の戦後;学習院長として乃木精神を教へる;迪宮様や、生徒達に慕はれる乃木大将;明治天皇の崩御;殉死)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おとなふみちゃん
1
面白かった。日清戦争、日露戦争のことがとてもよくわかった。これで、義父の話に付き合えるわ~~~(^-^)2011/08/03
ワタナベ読書愛
0
※1992刊行版の感想:明治の軍人・教育者の乃木希典の生涯を読み物として紹介。乃木神社が乃木将軍の神上がり80周年記念事業として刊行。江戸~明治の社会・価値観の変化、内戦、外国との戦争、組織内での苦悩など、多くの困難との戦いだった。自分との闘いも描かれ、およそ平和とは縁遠い生涯。晩年に訪れた少年たちとの交流や、負傷兵を見舞う姿が温かい。いつの間にか乃木神社はアイドルさんの守護神扱いだが、あの人たちも闘いの毎日だ。平和な闘いであってほしい。神社に祀られるほど偉大な人物だったことがよくわかった。2022/02/24