再発見 信州の地名

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907788254
  • NDC分類 291.52
  • Cコード C0025

内容説明

地域が激変する中で、消える地名が続出する。信州の市町村名は昭和・平成にどのように変わったか。旧行政名はどのような理由で生まれ、今どこで使われているか。信州の地名を親しむために、身近な地名を考える。

目次

第1部 地域激変の中での地名(上田周辺における地名の変遷;北アルプス山麓の地名と地域はどう変わったか;西山周辺の地名と地域の変遷;木曽の地名に及ぼした二十一世紀の地域激変)
第2部 生きる地名惜しまれる地名(中信・北信四町村の地名選択;千曲市成立までに見る各地の地名選択;善光寺街道沿いに見る地名の変遷;上水内郡の北国街道沿いの地名変遷)
第3部 地域とともに歩む地名(上伊那の昭和以降の市町村合併と地名の動向;上諏訪・下諏訪の区別の由来;佐久平中央部に見る地名の変遷;上高井に見る昭和の地名変遷)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

31
信州大学名誉教授上条宏之「木曽の地名に及ぼした21世紀の地域激変」(57頁~)。木曽を麻にちなんだ地名と見た。色々な説があり、キソの語源をアイヌ語の谷の底とし、アイヌの平和な部落があったからという人もいた(58頁~)。森田孝太郎編にも、きは生糸などの生、そは麻苧(からむし)の古言。上古、麻を植えて生苧(きそ)を製し布を作った産地説。年中麻衣着てたという着麻(きそ)説。決め手なしとのこと。古代では吉蘇、岐蘇、岐曽、岐祖、岐岨とも(60頁)。これからどんな地名ができ滅びるのか。変遷を知ることも現代人の責務だ。2016/02/07

からき

3
うちの村は明治8年から今と同じ。村制140年?2015/01/18

FFM

1
昭和、平成の大合併などで地名が変わった場所を中心に変遷などが簡潔にまとめられている。地域を知る入門書のようなものだと思う。2018/10/23

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