内容説明
決断後に早くも地域は動き始めた―生活の面から各地のレポート。
目次
第1部 長野県の市町村NOW(小さな村でも店は多い(山形村)
遠かった栄村畜産農家への道のり ほか)
第2部 合併市町村での努力(小さな村が集まった(筑北村)
望月町の佐久市への合併について ほか)
第3部 自立市町村での努力(自立の道をたくましく(坂城町)
御代田町から見た北佐久の動き ほか)
第4部 長野県市町村合併の変遷(現地に見る市町村合併の前後;数字で見る長野県市町村の合併)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
2
小冊子風な本。写真も程よく収録。長野県山形村は村ではなく少なくとも町だと思える。アイシティあり、唐沢そば集落あり、農商工の連関は密なので、至れり尽くせりの地域ではないか。飛び地合併した奈川村に比べると、恵まれ過ぎか。被災した栄村は畜牛が大きな被害を受けたこと。宮本憲一先生の宮本塾がある望月町は以前からまちづくりで知っていた。社会教育三施設=図書館、博物館、公民館(52ページ)。博物館閉館という地域は市民も学芸員も相互理解不足の結果だろうか。長野県の中山間地域で今後も博物館閉館を避けるには、奈川の教訓大か。2012/12/18
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