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内容説明
自らのユダヤ性を自覚しはじめたニューヨーク在住のユダヤ人シャヒロは、欺瞞や裏切りに満ちた生活と決別し、「本来あるべきユダヤ人」になる決心をする。不誠実な妻、金ばかり要求する情婦とその娘などを捨て、単身イスラエルへと向かうが、この地もまたアメリカなどと同様に「非ユダヤ」的な世界だった…。イディッシュ作家による“現代ユダヤ”への問いかけ。
著者等紹介
シンガー,アイザック・バシェヴィス[シンガー,アイザックバシェヴィス][Singer,Isaac Bashevis]
1904年、ポーランドのワルシャワ郊外でラビの子として生まれる。25年から、イディッシュによる短篇小説を発表しはじめる。35年に、兄で作家のイスラエル・ジョシュア・シンガーをたよってアメリカへ渡る。その後もイディッシュで作品を書き続け、78年にはノーベル文学賞を受賞した。長篇小説、短篇小説、童話、回想録など、多数の作品が英訳されている。91年にアメリカで亡くなった
大崎ふみ子[オオサキフミコ]
1953年生まれ。鶴見大学教授
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感想・レビュー
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