内容説明
魅力的なモチーフにあふれる後期ドイツ・ロマン派作家ホフマンの作品世界。音楽家でもあったこの奇才の波瀾にとんだ生涯と作品の分析をコンパクトにまとめた一冊。
目次
1 火の精ザラマンダー
2 悪魔は万物の上におのれの尻尾をのせている
3 音楽の精神から現象世界の誕生
4 楽長ヨハンネス・クライスラー
5 ドレスデンとライプチヒ
6 『黄金の壺』
7 分裂
8 機械の原理
9 ベルリンのビーダーマイアー
10 鏡‐自我
11 不和
12 ホフマンとわれわれ
著者等紹介
ロータース,エーバーハルト[Roters,Eberhard]
1929年、ドレスデンに生まれる。ベルリン大学で哲学などを学び、1956年、博士号を取得。1975年から1987年までベルリン美術館館長、1983年から1986年までベルリン芸術アカデミーの造形芸術部長を務める。1994年、歿。主な著書に、『バウハウスの画家たち』、『ヨーロッパの表現主義者たち』、『無からの創作―ダダの瞑想』、『19世紀の絵画―テーマとモティーフ』、編著書に『ベルリン1910‐1933―芸術と社会』(邦訳、岩波書店)他
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