内容説明
ミクロ・レベルとメゾ・レベルから現在の改革下のソーシャルワークの課題を検討した。そしてその検討に当たっては、ケアマネジメントに焦点をあてた。
目次
第1章 利用者の自立生活支援とソーシャルワーク(介護保険制度下のケアマネジメントの批判的検討;事例「独り暮し高齢者の自立生活支援の実際」―サービス担当者会議開催の重要性;障害者ケアマネジメントをめぐる現状と課題)
第2章 ソーシャルワークの課題と新たな試み(ソーシャルワークからみた個人情報の取り扱い;痴呆性高齢者とその家族に対する援助方法論の構築―日常性の視点からソーシャルワークを考える;ソーシャルワーク援助としてのケアワークの専門性)
第3章 医療ソーシャルワークとケアマネジメント―20世紀から引き継ぐもの、そして新たな課題(介護保険と医療―医療分野との連携とケアマネジメント;医療ソーシャルワークとケアマネジメント)
著者等紹介
金子努[カネコツトム]
日本福祉大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了(社会学修士)。大学院修了後、医療法人社団二山会宗近病院精神科ソーシャルワーカーとして勤務。その後、同法人の受託事業、東広島市在宅介護支援センターゆうゆうなどを経て、1999年4月から県立広島女子大学生活科学部人間福祉学科助教授。現在、県立広島女子大学生活科学部人間福祉学科助教授
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