内容説明
発達障害者は発達する。その理由がここにある。その方法が今、明らかになる。身体・学習能力・コミュニケーション力・情緒。―そのつながりを明白に伝え「今日からできることは何か」を教えてくれる一冊。
目次
第１講座 学ぶ土台作り―動きの発達・四段階を知る（「学習するための土台が整った姿」をまず確認しよう；左半身・右半身・背骨→使えるようになって初めて学習の土台が整う；黒板を見るということ ほか）
第２講座 シンポジウム なぜ身体アプローチが人間脳を育てるのか＆支援する側の土台づくり（なぜ身体アプローチに効果があるのか？；発達の余地を作る）
第３講座 原始反射の成長（個人差を知る；原始反射を知る）
著者等紹介
灰谷孝［ハイタニタカシ］
発達支援コーチ／マスタートレーナー。一般社団法人ここからだ代表理事。１９７４年生まれ。神戸市出身。龍谷大学卒業後、会社員として人材教育や採用を担当する。独立後に企業研修講師・ビジネスコーチとして多くの会社の人材育成に関わる。その経験を元に、「働く喜びにつながる支援」が障害のある人にもない人にも選択可能になることを目指して活動している。子どもたちへの個人セッションと並び、成人対象に「発達支援コーチ」の講演講座を多数行い、全国で子どもの発達の不安や心配を気軽に相談できるように「発達支援コーチ／トレーナー」の育成を進めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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MIKI(magicrose)
26
教育キネシオロジー(ブレインジム)という子どものための身体プログラムインストラクターの経験をもとに、子どもが持っている自己治癒力と可能性を信じ、発達支援するための具体的な身体アプローチ方法をわかりやすく解説している本です。生物に備わる生き残り本能である原始反射の残存と心身の発達との関係がとても興味深く、息子たちがまだ幼かった頃の彼らの動き方を思い出しながら一気に読みました。当時は何が楽しいのかな…まったく男の子って…なんて思っていましたが、全て人間としての土台を育てるために必要なことだったのですね。 2020/04/07
kana
9
原始反射について詳しく知りたくて読んだ。原始反射がどのように発達し、統合されていくか。残存があるとどのようなところで躓いてしまうか。体系立てられた解説で分かりやすかった。2018/04/17
もちははちゃん
9
前半は、原始反射の理論ばかりで、あまり馴染みの無い人には？？な感じかも？後半は、具体的な原始反射の説明で、わかりやすいしら読みやすかった。発達にお困り感のあるお子さんの親御さんたちに読んでほしいです2016/07/16
Miki Shimizu
4
友達に勧められて読んだ。友達が感動したところとおなじかどうかはわからんけど、すごい本！からだと心はつながってる！なんか、周りのアンバランスな子、じっと座れない子の顔が浮かんできて、楽しく遊んで段階がすすんで、できることが増えて、学力も高まる？！と、なんかワクワクした。2017/08/03
天音春子
3
図書館本。 予約して借りる。 運動機能に障害がある原因がわかる本。 胎児の頃からの原始反射の名残が障害になるとは。 私は呼吸を人がしているのを聞くと自分の呼吸のリズムがわからなくなってしまう。 これも障害の一種なのだろうか？2018/12/16
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