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内容説明
「高機能自閉症です」という診断からたった二年、こんなにいろんなことができるようになりました!養護学校の教諭を経て自閉っ子ママになった著者による超実践的子育ての記録。
目次
はじめに 「先生、桃子はひょっとすると自閉症なんですかねえ?」
ちょっと遅れてたけど…ことばが出てきた!(二歳十一か月~五歳0か月)
一人でできたほうがいいぞ 身辺自立へのスモールステップ
子どもには、遊びだって大切!「遊べるようになる」までの道
きちんと食べよう!お食事タイムが楽しくなってきた
友だちできるかな?(二歳十一か月~五歳二か月)
園のお友だち、保護者とのつきあいはどうすればいいか
パニック・こだわり これぞ自閉っ子!という場面で工夫したこと
変化が苦手な自閉っ子 でも少しずつ世界を広げてみた
著者等紹介
竹島尚子[タケシマナオコ]
山口県出身。大学卒業後、養護学校に教師として勤務。その後、普通高校へ転勤。長女(桃子)を授かり、産休中に養護学校教諭二種免許状を取得する。第二子の出産を控えていたある日、保育園の保護者会で娘の発達の偏りを指摘される。その後育児休暇をとり、さまざまな機関の支援を仰ぎながら、高機能自閉症と診断された長女と生まれたばかりの次女の育児に励む日々を送る。総合支援学校(特別支援学校)の教師となる。現在三十代。家族とともに山口県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたきたお
0
著者の日記に記載されていた膨大な育児記録から各種のテーマに沿って発達段階を記載した本です。なので、読み進めるとまるで自分が育児に関わっているような疑似体験ができます。著者の長女である桃子ちゃんが当事者で「高機能広汎性発達障害。知的な遅れなし。やや多動ぎみ」の診断を受けています。保育園の先生や療育機関との連携を通じ、試行錯誤と、お友だちとのトラブルに悩まされたりしながら、発達課題を一つ一つクリアしていく様子が描かれています。ポジティブな著者のキャラクターが文体に出ていて、どんどん共感度が増します。好著。 2008/09/10
epitaph3
0
高機能自閉症の桃ちゃんの記録。 桃ちゃんに対して、コミュニケーション、ボタン、服たたみ、排せつ、じゃんけん、お絵かき、三輪車、はさみ、偏食、おやつ、友人とのかかわり、保護者とのつきあい、こだわり、パニックについて書かれている。 いわゆる記録である。 堅い物じゃない。 母親の視点で、とてもやさしく書かれてある。2009/01/20
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