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内容説明
風だけが知っている。草原に伝わる悲恋の伝説を。「ただひたすら美しい」とヨーロッパで絶賛された真実の愛の物語。
著者等紹介
アイトマートフ，チンギス［アイトマートフ，チンギス］［Ａｉｔｍａｔｏｗ，Ｔｃｈｉｎｇｉｓ］
黒海のほとりで生まれ育ったヨーロッパの人気作家。数多い作品のほとんどが十数ヶ国語に翻訳され各国で人気を博している。祖国キルギス共和国がソビエトより独立したあとは大使として各国に赴任する
浅見昇吾［アサミショウゴ］
慶応義塾大学文学部研究科博士課程修了。ベルリン・フンボルト大学留学を経て慶応義塾大学文学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロリーヌ＠ベルばら同盟
45
天山山脈、集団農場（コルホーズ)、イシククル湖…。聞いた事はあるけれど、馴染みのない地方が舞台。黒海のほとりキルギスで生まれ育った、ヨーロッパの人気作家の作品。中国とロシア間を天山山脈を疾走し、荷物を運ぶ天涯孤独のトラック運転手と、村の少女の刹那に燃え上がる激しい愛。若さ故の無鉄砲さ、自尊心と表裏一体の劣等感。一つの過ちから、雪崩を打って崩れ去る幸福。美しいだけではない、辛い現実と、醜く卑小な自我。最後に残る愛する者を想う気持ち。天に聳える峨々たる山から吹き下ろし、湖面を漣立てる風の声を聴くような読後感 2019/05/14
E
1
愛や結婚がとても大事な文化なのだなと。女目線で見ると主人公が自分勝手すぎる、、2017/02/18
半べえ (やればできる子)
0
★2011/01/05
kozy758
0
丁寧に紡ぎだされる文章に引き込まれる。ちびちび読むとより楽しめる。
