千住暮らし12stories

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784907717360
  • NDC分類 302.136
  • Cコード C0030

出版社内容情報

荒川と隅田川にはさまれた、ほんの2キロ四方しかない小さな島のようなまち千住(東京都足立区)は、宿場町のDNAを受け継いだ「ごった煮」のようなまちだ。5路線が乗り入れ、一日乗降者数約150万人と国内有数の北千住駅がドンとあるが、まちの名前は北千住でなくて千住だ。
ここで暮らす12人に焦点を当て、ユニークな暮らしぶりを紹介することで、地域で暮らす楽しさ・魅力を紹介している。その1人、「仮称コーミンカン!」女性館長はリノベーションした古民家で「それぞれの朝食会」など肩ひじ張らない交流の場を実現している。また、半年ごとに値上げするシェアハウスなど面白シェアハウスや棚本屋などを運営する30代独身不動産会社社長は自らもシェアハウスに住み、「昔の長屋のようで面白い」と飲み屋街とカフェの常連だ。さらに、この狭いまちに6軒の銭湯が営業しているが、その1つ「ニコニコ湯」を脱サラして引き継いだ当主は廃材からのオリジナルグッズを並べて「まちに元気を」と活躍する。
千住宿は約400年前の江戸初期、日光街道の最初の宿場町として開宿された。奥州街道・水戸街道の分岐点でもあり、旅人の往来に加えて、江戸に物資を運び込む中継地として多くの問屋が軒を並べ「江戸4宿」でもっとも繁盛したという。商家の旦那衆が名だたる文人を招いて築いた独自の文化は今も引き継がれ、曲がりくねった路地には当時の町割りが健在だ。一方で、近年は5つの大学が次々とキャンパスを開設、若者が目立って増え、新しいファッションもアートもそろうまちになった。新旧混在したモザイクのようなまちには、さらっとしていて、来るもの拒まず去るもの追わずの宿場町気質が残る。
ただ、地価の割に交通の便が良いこのまちに再開発の波が押し寄せ、世代交代のタイミングがそれを加速、まち中にあった歴史や文化がプツンと音をたてて何もなかったかのように途切れてしまう姿がみられるようになった。歴史や文化を積み重ねた上に暮らしがある。その暮らしを大事にしている人たちを紹介することで、地域と暮らす大事さを訴えたい、この本にはそうした思いも込められている。


【目次】

まえがき
story1 変幻自在な古民家の不思議な時間
story2 千住の路地裏に恐竜現る!?
story3 個性派シェアハウスが目指すもの
story4 路地が人と人、人とまちをつなぐ
story5 まちとともに生きるうなぎの店
story6 ザ・八百屋の一日と最高の食事
story7 書と酒場と人とまち
story8 好きなものに囲まれ銭湯を営む
story9 千住LOVEなおもちゃ箱カフェ
story10 空き家リノベ拠点をひとつひとつ
story11 職人のまちに暮らし職人とつくる
story12 しずけさとユーモアが生み出す本
千住の歴史と文化
web版「千住暮らし」26stories
あとがき

目次

変幻自在な古民家の不思議な時間
千住の路地裏に恐竜現る!?
個性派シェアハウスが目指すもの
路地が人と人、人とまちをつなぐ
まちとともに生きるうなぎの店
ザ・八百屋の一日と最高の食卓
書と酒場と人とまち
好きなものに囲まれ銭湯を営む
千住LOVEなおもちゃ箱カフェ
空き家リノベ拠点をひとつひとつ
職人のまちに暮らし 職人とつくる
しずけさとユーモアが生みだす本

著者等紹介

舟橋左斗子[フナハシサトコ]
大阪生まれ。大阪大学人間科学部卒業後、広告代理店に約10年勤務。その後、独立してフリーのライター・編集者に。1993年、結婚を機に東京都足立区千住で暮らし始め、『町雑誌千住』編集にかかわる。2010年、足立区が地域の魅力を積極的に発信する「シティプロモーション課」を23区で初めて設置、シティセールス担当係長(任期付き職員)となる。15年から同課専門非常勤職員、26年3月退職。12年から「千住いえまち」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。