内容説明
若者に理想の上司として支持を受ける権藤監督、最も日本人離れのしたキャラクターでありながら男女を問わず幅広い敬愛を集める長嶋監督、日本人に最も親しみやすい親分肌の教育者タイプの野村監督。このまったく個性の異なる三人の監督に目を向けることで、日本のプロ野球ファンの原点、日本人スポーツ選手の特質が明らかにできないだろうか。本書でそれを考えてみたい。
目次
第1章 野村克也編(野球は監督によって変わる!?;ムラ意識とプロ野球;外様監督への見果てぬ夢 ほか)
第2章 長嶋茂雄編(長島茂雄の軌跡に見るメジャーの美学;長嶋監督とベースボール、一流選手を集めるのはなぜ;“長嶋タイプ”はどこにいる! ほか)
第3章 権藤博編(驚異の新人選手;投げて投げて投げ抜いて;球界を離れて ほか)