内容説明
本書の“イングンニム”とは、韓国語で“王様”のことで、世界各国で語り伝えられ、日本でもよく知られた「王様の耳はロバの耳」と同類型のもの。韓国においても民衆の間で語り伝えられ、現代に伝わる韓国口承文芸の代表の一つです。
著者等紹介
ソジョンオ[ソジョンオ]
1955年慶尚北道、安東生まれ。安東教育大学校、大邱教育大学校卒業。初等学校で子どもたちを教えながら、昔話の語り聞かせと再話を長い間してきた。昔話の再話集を多数執筆。昔話研究会主宰。大邱在住
ハンジヒ[ハンジヒ]
1960年ソウル生まれ。弘益大学校で西洋画を専攻。二人の子どもを育てながら絵本を描きつづけてきた。ソウル在住
大竹聖美[オオタケキヨミ]
1969年埼玉県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了(児童文学専攻)。1999年日韓文化交流基金訪韓研究員として渡韓。延世大学校大学院博士課程修了(日韓比較児童文学史)。2001年、韓国児童文学学会新人賞受賞。誠信女子大学校日語日文学科専任講師。ソウル大学校師範大学講師。日本児童文学学会会員。ソウル在住
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