目次
第1章 野溝七生子という作家(出生から青春期;作家活動の始まり―『山梔』の世界;作品に投影された七生子の心象風景―『女獣心理』『南天屋敷』『月影』『ヌマ叔母さん』)
第2章 反逆の発想(鴎外と七生子;少女小説の系譜;無力化する少女像)
第3章 ベールに包まれた素顔(恋愛小説を超えて;「母性」をめぐる考察;自己愛と殉死)
第4章 七生子の魅力(しなやかな感性;あとに残ったもの)
第5章 極私的七生子幻想(寺;家;夢)
著者等紹介
青木和子[アオキカズコ]
1955年宮島に生まれる。法政大学卒業。結婚後フリーライターとして活躍。その間、小説・エッセーも執筆。二女の母。2012年癌にて死す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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