有と無―見え方の違いで対立する二つの世界観

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有と無―見え方の違いで対立する二つの世界観

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  • サイズ A5変判/ページ数 168p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907623715
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0095

内容説明

私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく二つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考がある。この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしている…と著者は説きます。本書では、「世の中そう簡単に二択で表現できるものではない」という疑問にも丁寧に答えながら、「二つの思考回路」が織りなすギャップや衝突のメカニズムをひも解きます。そこからは、私たちが世の中の事象に対して抱くモヤモヤ感を晴らすヒントが見えてきます。

目次

序章 歪みとギャップが世の中を動かしている
第1章 「答えがある」と「答えがない」―無意識のうちに幻想を抱いていないか
第2章 問題解決と問題発見―「見えている」問題に気をとられていないか
第3章 カイゼンとイノベーション―「比較表」的な世界観の限界
第4章 レッドオーシャンとブルーオーシャン―壮絶な「シェア争い」のなぜ
第5章 具体と抽象―知的能力が厄介な副産物を生む
第6章 魚と釣り方―二重のジレンマが二極化を招く
第7章 自分と他人―意識されていない非対称性
第8章 「同じ」と「違う」―なぜ「同じ」に吸い寄せられるのか
第9章 安定と変化―目を向けにくい「無限の可能性」
第10章 守りと攻め―完璧に守るか、失敗覚悟で数を打つか
第11章 受動と能動―「きっかけ」がなくても動けるか
第12章 ツッコミとボケ―自らの賢さを誇示してしまうメカニズム
第13章 常識と非常識―所詮それは仮初のもの
第14章 内と外―「中立的な立場」は可能か
第15章 閉と開―セクショナリズムは悪か
第16章 部分と全体―「ほんの一部分」であることに気づくことの難しさ
第17章 既知と未知―「わかっていない」から「自分は正しい」と考えられる
終章 「無の境地」とは何か

著者等紹介

細谷功[ホソヤイサオ]
著述家、ビジネスコンサルタント。神奈川県に生まれる。東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。外資系/日系コンサルティング会社を経て独立。執筆活動のほか、問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業などに対して実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

19
無限>有限、外>内、開>閉、全体>部分、抽象>具体、答えがない>答えがある、問題発見>問題解決、イノベーション>カイゼン、ブルーオーシャン>レッドオーシャン、相違>同質、変化>安定、攻め>守り、能動>受動、ボケ>ツッコミ、非常識>常識、未知>既知...。有るもの、見えるものばかりに注目するのではなく、無いもの、見えないものに目を向けることも重要。そこには無限の可能性が広がっている。現代のような時代の変わり目や、現状に行き詰まっているときなどにおいては、常識や制約にとらわれない発想が必要。2024/12/23

こうの

4
有りと無しという2軸に当てはめて思考を模索。無しから有りへの不可逆性はなるほどなという視点。この2軸のそれぞれの対立や噛み合わなさの説明が納得できた。 色んな対立する概念をこの2軸に当てはめて思考していくが後半にかけてより重要なファクターを取扱っていく 。開と閉の構造の解説は重要であり面白かった。2025/02/23

織川 希

4
★★☆☆☆ 思考を思考する本。本書は「ある」と「ない」を比較しながら、その思考回路の違いを説明する。ある型の人は大多数の人が持っている「あるもの」に目を向け、ない型の人は少数の人が持っている「ないもの」にまで視野に入れるのだそう。ない型の人はメタ思考をするがある型の人はそれをしないために、様々なギャップが生まれているとのこと。本書冒頭部分は確かにある程度納得しながら読み進めることができたものの、章が進むごとに何が言いたいのかどんどん分からなくなってしまった。最終的な感想は「ふーん」という程度で残念。2025/01/02

ちーくん

4
細谷功さんの本は、「とても重要なことを分かりやすく表現してくれている感」がたまらないです!(笑)特に最初の例が分かりやすく、「家にあるもの」「家にないもの」これらをリストアップすると、母数としては後者の方が多いにも関わらず、前者の方がなぜか簡単。それは、「あるもの」は具体的でわかりやすく、考えやすいから。でも、本当は、「ないもの」の存在を認め、しっかり考えられる能力が、人生をうまく生き抜くコツなんだと思います。いわゆる「器が大きい人」というのも、これに当てはまると感じました。2025/01/01

のせなーだ

3
新鮮な子供たちに習慣づける受動的教育システムの有害さ。教室で毎日、正解のある問題を与えられる同じ世界の思考回路。狭い空間で常識の範囲でしか世界を見ない主観の強さ偏見があることにに気づかない、部分で考えて「感じ方生き方が変わる」という「ものの見方」を知らないまま年を取る。自分の世界にない相手の価値観を切り捨てる自由度の低い「同じ」既成概念という共同幻想は三つ子の魂百まで?こんな学校へ行きたくないという子供の理由は多様だな。ある型思考の家庭と学校以外の外の世界を広い視野を子供に。ゼロ、一次元世界の住人の願い。2024/12/23

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