タフラブ 絆を手放す生き方

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タフラブ 絆を手放す生き方

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907623548
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報



信田 さよ子[ノブタ サヨコ]
著・文・その他

内容説明

親子でも夫婦でも、友人や上司・部下と同じ。私は「私」、相手も「私」。侵入しない・させない関係をつくる。寂しさと共存し、穏やかに、やさしく、タフに暮らすために。タフラブ(tough love)は、ベトナム戦争帰還兵のアルコール依存や暴力に苦しむ家族が「生きる術」として生み出した概念。「手放す愛」「見守る愛」などと訳されている。東日本大震災以来、「絆」が困難を乗り越えるためのキーワードとして使われてきたが、「絆」は本来、牛馬などをつなぎとめる綱のこと。親子や夫婦、世間の絆に苦しめられてきた人々のカウンセリングを長年続けてきた著者は「絆」に疑問符を投げかけ、「タフラブ」という生き方を紹介する。『タフラブという快刀』(2009年)を改題し、加筆・修正・再編集した作品。

目次

序章 タフラブの誕生
第1章 無法地帯
第2章 巨大なスポンジ
第3章 切り分け
第4章 覚悟と断念
終章 関係からの解放

著者等紹介

信田さよ子[ノブタサヨコ]
公認心理師、臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問、(社)日本公認心理師協会会長。1946年、岐阜県に生まれる。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待に悩む人やその家族のカウンセリングを行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

18
「男たちは自分の性が依存せざるをえないことを知っているからこそ、結婚制度で女を縛りつけて依存的になるよう仕向けているのかもしれない。」著者の発言に対して反論することは何もない。マチズモの本質はここにあるのだと私も思う。男性が女性に依存する存在だということに気づき始めた女性たちが、タフラブという夫婦や家族という絆からの解放へ歩みだしている。我々は女性との新たな人間関係を構築できるかどうかが大きな課題となるだろう。2024/05/29

香菜子(かなこ・Kanako)

17
タフラブ 絆を手放す生き方。信田 さよ子先生の著書。侵入しない・させない関係は理想的。でも侵入しない・させない関係をつくることは難しい。侵入しない・させない関係は絆をつくるよりもずっと難しい。絆絆絆と絆ばかりが強調されることが多いけれど侵入しない・させない関係をつくることが絆をつくることよりもずっと生きやすさにつながりそう。絆が一番、絆が大切、と絆の押し付けはもうたくさん。過度な絆、絆の共用、絆の押し付けは過干渉や共依存につながることだってあるから。2022/12/16

Kooheysan

8
「家族はそれぞれ距離を置いたほうがいいのです」(『傷つく人、傷つける人』)の具体的手法が提示された本。これは家族間の関係のみならず、安全な人間関係の構築についても応用できそうです。「別々の人間が「理解しあう」「わかり合う」なんて、所詮無理な話だ。「私」には理解できない「あなた」がいることを認めないところから、いろいろな問題が起こっている」(p.116)。だから、必要なコミュニケーションとしては、自分の思いを淡々と伝えること、そしてせいぜい気にかけていることを伝えること。本書の重要な指摘だと思います。2024/07/31

二人娘の父

7
セックスレスで妻の「気持ち」が分からなくて、自分も「何を考えているのか分からない」と言われ、自然と会話もなくなっていく−−そんな関係がすでに5年近く続く。現在の自分たち夫婦の状況に引き付けて読み込んだ。結論として、私は多くの事に無自覚に囚われていたのだろう。過去やこれまでの関係性。子育ても終わり、これからの自分たちの人生の残り時間も見えてくる中で、大切にしたくなるのは、やはり自分の尊厳であり、自分であること。夫婦でも私は「私」、相手も「私」。侵入しない、させない関係。それはまったく悪いことではないのだ。2024/05/03

山のトンネル

7
現代版「愛するということ」みたいな本。2023/04/28

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