内容説明
「東大出のクズ」「死んでも許さない」「あんたたちとは違う」「じゃあね、お母さん」「生き抜いてみせる」親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた訣別と希望と勇気の100通。
目次
1 気づく(私にも意志がある;いけにえ ほか)
2 戦う(できるなら惨殺したい;サンタさんへのお願い ほか)
3 出あう(お母さんは知らない;思い出すと苦しい ほか)
4 変わる(あなたを捨てます;私の親は仏様 ほか)
著者等紹介
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フリーライター今一生が編集者として活動する際の名称。1965年、群馬県に生まれる。千葉県立木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
48
読むのがこんなにも苦しいなんて。そんな親がいるの!?って驚くような毒親もいれば、たったその言葉でこんなにも子供の心を壊してしまうのか?というのもあり、人を一人育て上げることの恐怖すら感じた。うちは次男が障害児なので、兄弟が障害者だという人の手紙がグサリと突き刺さった。兄弟に障害があるがゆえに、その兄弟はまともに育ってほしいという親の期待度が息苦しくなるのは、想像できる。2018/02/16
こも 零細企業営業
35
虐待、育児放棄をされたが生き残った人たちが、その親へ宛てた手紙100人分。「早く死んでくれ」「介護の時に復讐してやる」等。メッセージが強烈だった。実の父親にレイプされる娘が多かった、、精神障害を負った人が多かったのも、、ショックがデカい。2020/08/26
鬼灯の金魚草
34
本当に苦しかった。子どもの言うことだから、って周りが信じてくれないなんて、況してや、父親からの性的虐待を信じない所か嘘つき扱いするなんて!我が子を鬼畜に差し出して平気な母とか孤立させたり、残虐非道な事して罪の意識無いのに、それでも子どもは親を求めてしまう。決別出来なかったりする。こんなにも苦しみ続けてる人達が多いなんて!何とかならないのだろうか?もっと色んな人が知るべきだと思う。2018/02/12
uD
25
所謂、毒親に育てられた100人が、親に対しての胸中を赤裸々に綴った100通の手紙が収録されています。 読んでいてしんどかった… 途中で苦しくなってページをめくる手が止まってしまうということが何度もありました。 憎むことでいつまでも苦しさに縛られ続ける必要なんてない。 そのためにもきちんと自分の中の感情に向き合って醜い部分を認めなくちゃいけないなと。そうして初めてそれを手放し、自由になることできるんじゃないかなと思いました。 過去は過去でしかない。 未来の記憶を作りながら、今を生きていきたいですね。2018/06/30
ケロコ
18
【図書館】途中まで読みましたが、最後まで読みきれませんでした。2018/07/14