内容説明
ハロウィンの夜に、ヤナギ通りのおばけやしきでおきたできごとを知りたいですか?この黒猫は、ぜんぶ知っていますが、残念ながら、猫なので話すことができません。何がおきたか知りたい人は、この本を読んでみてくださいね。
著者等紹介
スロボドキン,ルイス[スロボドキン,ルイス] [Slobodkin,Louis]
1903‐1975。アメリカのニューヨークに生まれる。美術大学を卒業後、彫刻家となったが、エスティスの「モファットきょうだい」シリーズに挿絵を描いたのをきっかけに、子どもの本を手がけるようになる。『たくさんのおつきさま』(徳間書店)でコルデコット賞を受賞
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京都生まれ。翻訳家。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
64
児童書。低学年向き。ハロウィンの話▽ヤナギ通りの空き家に灯りがみえる。ハロウィン夜、子供たちが家をのぞくと、見知らぬおじいさんが出てきた。子供が「いたずらか、おかしか」と言うと「いたずらだ!」と家に招き入れ、とっておきの手品を見せてくれた。▽ほんわか愉快な話2022/01/29
chiaki
33
ルイス・スロボドキン作品を追い掛け中。今回も可愛い挿絵に惹かれて♪ハロウィンの日、「いたずらか、おかしか!」と言いながらヤナギ通りを練り歩く子どもたち。ハロウィンにはおあつらえ向きの雰囲気を醸し出す『ヤナギ通りのおばけやしき』に、まさかの灯りが!そこで繰り広げられる「いたずら」とは…。心温まるストーリー、読みやすいから低学年さん向き。巻末の「いたずら」やってみたいなー。2020/06/09
shiho♪
23
大好きなスロボドキン作品を大好きな小宮由さんの訳で。 ハロウィンのお話、3年次男と読みました。原題は『TRICK OR TREAT』 ヤナギ通りに住む子どもが、仮装して「いたずらか、おかしか!」と家々を回ります。しかし普段は空家のお屋敷(おばけやしきと呼ばれている)に明かりが灯っていて…。 いつものスロボドキンらしく、ほっこりあったかいお話でした。2020/10/14
mntmt
18
微笑ましくてかわいいお話。スロボドキン、好きだなぁ。和訳もとても良かった。2019/09/11
杏子
17
スロボドキンさんの絵は味わいがあって、好き。ハロウィンの夜に、ヤナギ通りのおばけやしきで起こったふしぎな出来事。いたずらか?おかしか?で、いたずらを選んだ家の主は!?2019/09/16