内容説明
むかしむかし、あるところにピンという、こどものあひるがいました。ある日、ピンはかぞくのいる船に帰らず、ひとりぼっちになってしまいました。ピンが、かぞくのもとを離れ再び戻るまでの冒険を描く、1933年初版、マージョリー・フラックの傑作絵本。
著者等紹介
フラック,マージョリー[フラック,マージョリー] [Flack,Marjorie]
1897‐1958。アメリカ、ニューヨーク生まれ。アートスチューデント・リーグで絵を学ぶ。アメリカ絵本創世記を代表する絵本作家
ヴィーゼ,クルト[ヴィーゼ,クルト] [Wiese,Kurt]
1887‐1974。ドイツ、ミンデン生まれ。ハンブルグで中国との貿易関係の仕事につき、その後、東南アジアを旅したり、様々な経験を経てアメリカへ渡り、たくさんの子どもの本を手がける
まさきるりこ[マサキルリコ]
間崎ルリ子。1937‐。長崎県生まれ。慶応義塾大学卒業。シモンズカレッジ(在ボストン)図書館学科修士課程修了。ニューヨーク公共図書館勤務等をへて、1968年より神戸市の自宅で鴨の子文庫主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
5
辮髪の人が登場するので、清朝時代の中国が背景でしょうか。 のどかな川の風景の中で、あひるのピンのちょっとしたアクシデント。 様々に冒険があったけれど、無事に仲間のところに戻れました。 咽喉かなお話です。 舟に目があるのがなんだか、意味ありげでした。2014/09/11
yomite
4
表紙がオッシャレー! 話はおっもしろーい! 心にストンと行儀よく収まってくれて、きっもちいい! 少し長いけど、読み聞かせに使ったら、すごく入り込んで聞く人が多かった。良い絵本だ。復刊、ありがとう。2018/06/23
nago
1
あひるのピンは、船に乗り込むのが最後になると、お尻をムチで打たれるのがイヤで、乗りませんでした。船は、いっていしまい…。2023/08/31
天然たてロール
1
再読。読み聞かせをしました。子どもたちにはちょっと難しかったかな。職場の上司には、上手に読めてると誉められて、もっと上手に読むコツを教えてもらいました。 ピンの冒険は大好きなお話です。私の心の中に大切にしまっておこうと思います。 2019/10/11