内容説明
2018年の『世界開発報告』は次の4つの主題を探求している。第1に、教育が約束すること。第2に、学習に光を当てる必要がある。第3に、全学習者のために学校を機能させるにはどうすればよいか。第4に、学習に向けて制度を機能させるにはどのようにすればよいか。
目次
概観 教育と学び―可能性を実現するために(学習危機の3つの側面;教育が約束することを実現する方法:3つの政策対応 ほか)
1 教育が約束すること(学校における教育、学び、そして教育が約束すること)
2 学習危機(学校教育の急拡大―そして取り残された人々;学習危機の諸側面 ほか)
3 革新、そして学習についての証拠(学ぶ側に準備と意欲がなければ学習はない;教員のスキルと意欲はともに重要(ただし、そうではないかの如く運営されている教育制度が多い) ほか)
4 学習のために制度を大規模に機能させる(教育制度は学習との整合性を欠いている;不健全な政治が不整合性の原因 ほか)
著者等紹介
田村勝省[タムラカツヨシ]
東京外国語大学および東京都立大学卒業。旧東京銀行および関東学園大学教授を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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