内容説明
シュンペーターの主要な著作をたどりながら、著作間の主題の結びつき、シュンペーターが追求し解明しようとしていた問題、経済学や社会学に対して抱いていた考えなどを詳しく解説。
目次
はじめに
出生から青年時代―一八八三‐一九一三年
均衡経済学から発展経済学へ
企業者対経済システム
シュンペーターの標準的な例としての鉄道化
幕間劇―一九一四‐二五年
社会発展の一般理論に向けて
経済学者の小さなメッカ―一九二五‐三二年
ハーバード大学教授と研究計画―一九三二‐四二年
発展の三部作とシュンペーターのモデル
資本主義のエンジンの基本的な働き
資本主義のエンジンへの複雑な働き
資本主義発展の経済史
資本主義のエンジンの変容
資本主義のエンジンと長期的な社会発展
晩年―一九四三‐五〇年
著者等紹介
アンデルセン,エスベン・スロス[アンデルセン,エスベンスロス] [Andersen,Esben Sloth]
デンマークのオルボー大学教授。専門は進化的経済学。国際シュンペーター学会元会長。2010年にグンナー・ミュルダール賞受賞
小谷野俊夫[コヤノトシオ]
静岡県立大学名誉教授。1969年早稲田大学政治経済学部卒。1975年ペンシルベニア大学ウォートンスクール修了(MBA)。第一勧銀調査部ニューヨーク駐在シニア・エコノミスト、DKB総研経済調査部長を経て静岡県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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