内容説明
Cellに掲載されたiPS細胞に関する以下の2論文を対訳で収録「特定の因子によるマウスの胎児および成体の線維芽細胞培養からの多能性幹細胞の作製」「特定の因子によるヒト成人の線維芽細胞からの多能性幹細胞の作製」。成熟した体細胞を多能性になるようにリプログラミングすることが出来る(ノーベル財団発表の受賞理由)。iPSの実用化、現在の状況と将来の見通し。
目次
第1章 特定の因子によるマウスの胎児および成体の線維芽細胞培養からの多能性幹細胞の作製
第2章 特定の因子によるヒト成人の線維芽細胞からの多能性幹細胞の作製
第3章 成熟した細胞を多能性になるようにリプログラミングすることが出来る(ノーベル財団による発表・受賞理由)
第4章 iPSを考える
第5章 iPSの実用化、現在の状況と将来の見通し
付録A 専門論文の発表について
付録B 用語集
著者等紹介
西川伸一[ニシカワシンイチ]
1948年滋賀県に生まれる。1973年京都大学医学部卒業。京都大学結核胸部疾患研究所にて研修医、医員、助手を経て、83年にドイツのケルン大学遺伝学研究所に留学。帰国後、京都大学胸部疾患研究所にて助手、助教授を勤めた後、87年より熊本大学医学部教授、92年より京都大学大学院医学研究科教授を歴任。2000年理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長および幹細胞研究グループディレクターを併任。研究分野は発生学(血液発生)、幹細胞生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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