連邦準備制度と金融危機―バーナンキFRB理事会議長による大学生向け講義録

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  • サイズ B6判/ページ数 260,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907600174
  • NDC分類 338.253
  • Cコード C0033

内容説明

現職のFRBの議長がFRBそのものについて講義。異例であるが、それ故に、現実との関わりが深く、説得力のある講義になっている。各講義の終わりには生徒との質疑応答が収録されており、講義の雰囲気を感じ取ることができる。生徒の質問に対してバーナンキ議長は丁寧に回答しており、講義に対する議長の熱意が伝わってくる。

目次

第1回講義 連邦準備制度の起源と任務(中央銀行の任務と政策手段;中央銀行の起源 ほか)
第2回講義 第二次大戦後の連邦準備(第二次大戦の終結と連邦準備の独立性の獲得;マーチン議長:風に向かって立つ金融政策 ほか)
第3回講義 金融危機に対する連邦準備の対応(公的部門の脆弱性;新種のモーゲージとその証券化の発達 ほか)
第4回講義 金融危機の余波(連邦準備と財務省および海外当局との協力;伝統的金融政策 ほか)

著者等紹介

バーナンキ,ベン[バーナンキ,ベン] [Bernanke,Ben]
1953年12月13日生まれ。ハーバード大学で学士号を、MITで博士号を取得した。かつてプリンストン大学、スタンフォード大学、ニューヨーク大学、またマサチューセッツ工科大学の教授会の一員であり、グッゲンハイム助成金とスローン助成金を得ている。計量経済学会とアメリカ芸術科学アカデミーの特別会員でもある。2006年に議長に就任し、現在は2期目を務めている。任命前にも理事会の理事、そして客員教授として、ニューヨーク連邦準備銀行の学術諮問会議メンバーといった役割で連邦準備制度と関連をもっていた

小谷野俊夫[コヤノトシオ]
学習院大学非常勤講師。静岡県立大学名誉教授、元早稲田大学商学部非常勤講師、元明治大学商学部非常勤講師。1969年早稲田大学政治経済学部卒。1975年ペンシルベニア大学ウォートンスクール修了(MBA)。第一勧銀調査部ニューヨーク駐在シニア・エコノミスト、DKB総研経済調査部長を経て1997年静岡県立大学教授(2012年停年退職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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