映画監督村川透 - 和製ハードボイルドを作った男

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映画監督村川透 - 和製ハードボイルドを作った男

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907583705
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

45
探偵物語の監督のイメージというか松田優作となんか組んでた感じがするけどあながち間違いじゃないと思いました。なんかこう段取りいい多作な人って好きだな。東映ものと松田優作ものの本は割とはずれがないような気がします。あぶない刑事ってあんまりおもしろいと思わないんだけどな、草刈正雄と根津甚八のやつが大好きだったんだけどな、最後水谷豊が殺されるやつ、タイトル忘れたな、調べるのも面倒だし、プロハンターだったっけ、主題歌が良かったような。2017/10/17

まぶぜたろう

7
村川透にも松田優作にも何ら思い入れはない。何なら嫌いなくらいだし、本書も既に読んでいたことに、途中で気づいたほどであったが、やっぱ、この手の映画職人の話は面白いね。■神代脚本を得て、作家としてデビューした人が、いつの間にか稀代の職人さんと化す経緯はよくわからん。そもそもそーゆー人だったんだろうね。せっかちにザクザク撮っていくタイプ、そういう現場の仕切りをするタイプの、極めて効率的、有能な助監。正直、苦手ではある。2022/07/12

まさやん80

3
松田優作とのコンビ作品「遊戯」シリーズで有名な村川透監督の本。78歳になるというのに、まだ現役で作品を作り続けるているのは凄い。その源は、日活での助監督時代に培われた段取りの良さにあるのではないか。そういう意味では、本当の職人監督である。作家性の強い人ならともかく、娯楽作中心の監督だけに、製作者からの絶対的な信頼があるのだろうな。その一端はこの本からもうかがえる。2016/09/22

Natsuhiko Shimanouchi

2
面白くて一気読み。知ってるようで知らなかった村川透の映画人生。作品にも思い入れある東映セントラル時代の話だけでなく、名コンビ仙元カメラマンとの子供じみたガチ喧嘩のエピソードの数々も楽しい。あぶない刑事での長谷部安春監督との作風の違いがタカとユージのキャラクターに与えた影響もなるほどと。初期のあぶない刑事に思い入れが強いのは長谷部イズムと川島イズムが拮抗していたからなんだろうなと。(僕はどちらかというと長谷部安春派)2016/04/16

fritzng4

1
とかくフレキシブルに、映画にテレビに、撮って撮って撮りまくる村川透の娯楽映画創りに賭ける情熱がリアルに伝わってくるような力作。勿論『遊戯』シリーズなど松田優作とのコラボレーション時代が最も読ませるが、山形での少年期の話や、間違って日活営業部に入ってしまいながらも宣伝コンクールで一等をとり、それでもやっぱり撮りたいと営業部を辞めて助監督試験を受けたなど、一つ一つのエピソードがまた十二分に面白い。ノンクレジットだが『トラ!トラ!トラ!』の助監督やってたなんて知らなかった。2022/07/09

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