出版社内容情報
ファンクミュージックの開拓者、ジョージ・クリントンが、全宇宙史上、はじめて語った抱腹絶倒の一大叙事詩。初刷限定4色ウィッグ・リボン付!
The New Yorkerの編集者にして小説家のベン・グリーンマンとの共同執筆により、全米ベストセラーの自伝「Brothas Be, Yo Like George, Ain't That Funkin' Kinda Hard on You?」((おいジョージ、ファンクすんのもキツくねえか?)の翻訳版。
黒人音楽と20世紀ポップミュージックの、最大の功労者にして、ジャンルを越えた音楽性と人気の秘密。ジョージは何をしたのか?
「俺は楽器ができない。歌やアレンジだって、上手いわけではない。それでも、高所から全体像を眺めることができたため、飛行機を着陸させることができた」(本文より)
ジョージによって変換される前と後のアメリカ音楽業界について、多くの洞察を与える大著。ついに刊行!
バーバーショップからマザーシップ、ドゥワップからヒップホップまで、ドクター・ファンケンシュタインの物語は、誠実さ、洞察力、そしてリズムに満ちている。この本はファンク以上のものを放出してんぞ。ザ・ボム(傑作)!――アラン・ライト(VIBE 誌、SPIN誌の元編集長)
無尽蔵のアイデアを持つ永遠に旬な男。昔からドグマよりドッグを優先してきたジョージのアイディアは、24トラックのミックスに深く折り重ねられている。読みはじめたら止まらない。彼はとうとうファンカティアーズが長年待ち望んでいたストーリーを語った――リッキー・ヴィンセント(『ファンク 人物、歴史そしてワンネス』の著者)
本書は期待通り、ドラッグやエキセントリックなストーリーが満載だ。しかしこれは、あらゆるポップ・ミュージックに精通した、極めて知的かつ先見の明を持つ男についての本でもあるのだ。Pファンクが成功したのは、彼があらゆる音楽を織り上げる術を知っていたからだ――ネルソン・ジョージ(『リズム&ブルースの死』、『ヒップホップ・アメリカ』の著者)
※画像認識アプリ「Blippar」による、ジョージ・クリントンのスペシャル・コンテンツ付き。
(サービス終了の際はご了承ください。お早目に)
<著者略歴>
ジョージ・クリントン George Clinton
R&Bを改革し、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、フィル・スペクター、スライ・ストーンといった多様な影響を融合することにより、ソウル・ミュージックをファンクへと変換した。彼の率いるパーラメント/ファンカデリック帝国は70年代にブラック・ミュージックの天下を取り、40曲以上のR&Bヒット・シングル(そのうち3曲がナンバーワン)、3枚のプラチナ・アルバムを世に出した。クリントンはまた、80年代、90年代、それ以降もソロ・アーティストとして活躍を続けている。
ベン・グリーンマン Ben Greenman
フィクション(最新作は『The Slipp…
ジョージ・クリントン[ジョージ・クリントン]
R&Bを改革し、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、フィル・スペクター、スライ・ストーンといった多様な影響を融合することにより、ソウル・ミュージックをファンクへと変換した。彼の率いるパーラメント/ファンカデリック帝国は70年代にブラック・ミュージックの天下を取り、40曲以上のR&Bヒット・シングル(そのうち3曲がナンバーワン)、3枚のプラチナ・アルバムを世に出した。クリントンはまた、80年代、90年代、それ以降もソロ・アーティストとして活躍を続けている。
押野 素子[オシノ モトコ]
東京都生まれ。青山学院大学政治経済学部卒業。レコード会社勤務を経て、ハワード大学ジャーナリズム学部卒業。
訳書に『JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集』『マイケル・ジャクソン裁判』『ヒップホップ・ジェネレーション』『ブリング』など。
ワシントンDC在住。
丸屋 九兵衛[マルヤ キュウベエ]
ベン・グリーンマン[ベン・グリーンマン]
フィクション(最新作は『The Slippage』)とノンフィクション(最新作はクエストラヴと共著のヒット作『Mo’Meta Blues』)を手がけるベストセラー作家。ブルックリン在住で、滅多に同地から出ることはない。
内容説明
ドゥワップ・シンガー兼ソングライターとしてキャリアをスタートしたジョージは、リズム・アンド・ブルースからモータウン、ビートルズ、ストーンズ、サイケデリック・ロック、ファンクに至るまで、ポップ・ミュージックのあらゆるトレンドを吸収した。70年代には、パーラメント、ファンカデリックという2バンドを中心に構成された、音楽ムーヴメントのリーダーとして台頭。そして、70年代半ば、クリントン統帥が率いるPファンク帝国は、ソウル・チャートのみならず、ポップ・チャートをも席巻していた。先進的なアーティスト、元祖ヴィジュアル系、クレイジーな哲学者、敏腕なビジネスマン。全てが合わさりひとつになったのが、クリントンだ。彼のような人物は、ポップ・ミュージックにおいて、先例がない。その物語は、セックスやドラッグのたしなみ方はもちろん、スーパースターの名言集、フラッシュライトの演出法、バップ・ガンの使い方、キャラクタービジネス、宇宙論、超古代史、各種の陰謀説、法廷論争(音楽著作権に詳しくなろう)を内包し、想像を絶するほどの創造的エネルギーで展開される。誇張された話のようだが、これは現実である。
目次
イントロ:さあ、ステージで勝負だ(一九七八年)
ザ・ボム
物音が聞こえたら、それは俺と仲間だ
夢中になって、抜け出せない
詮索好きの友人たちは、俺に何が起こったのかと問いただす
なんだか生のファンクっぽい音がするぞ
ファンキーなその心を開けば、君も飛べる
俺と踊りたいかい?俺たちはコズミック・スロップを踊ってんだ
さあ皆、立ち上がって踊ろう
たくさんのリズムが蔓延してる
滑らかに歩き、腰を入れて踊り、マザーシップに乗り込めよ
シンドロームが起こったら、警戒を緩めるな
高すぎて、乗り越えることなどできない
少しも躊躇うことなく
俺の靴を履いて歩くことはできるだろうが、俺の足を借りてダンスはできない
自分の尻尾を追いかける犬は、そのうち目を回す
リズムにライム、リズムにライム、リズムにクソライム
誰かがファンクされるとしたら、そいつはお前だ
お前は食いものにされるだろう
エピローグ:皆に訊かれるんだ、「よお、ジョージ、ファンクすんのもなかなか辛くねえか?」って
著者等紹介
クリントン,ジョージ[クリントン,ジョージ] [Clinton,George]
R&Bを改革し、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、フィル・スペクター、スライ・ストーンといった多様な影響を融合することにより、ソウル・ミュージックをファンクへと変換した。彼の率いるパーラメント/ファンカデリック帝国は70年代にブラック・ミュージックの天下を取り、40曲以上のR&Bヒット・シングル(そのうち3曲がナンバーワン)、3枚のプラチナ・アルバムを世に出した。クリントンはまた、80年代、90年代、それ以降もソロ・アーティストとして活躍を続けている
グリーンマン,ベン[グリーンマン,ベン] [Greenman,Ben]
フィクションとノンフィクションを手がけるベストセラー作家。ブルックリン在住
押野素子[オシノモトコ]
東京都生まれ。青山学院大学政治経済学部卒業。レコード会社勤務を経て、ハワード大学ジャーナリズム学部卒業。ワシントンDC在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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河村祐介
yagian
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エとウ
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