感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水蛇
3
調べもので再読。わたしは後追い世代だけど、90年代以降のインディキッズにとって少なからず衝撃だったキム&サーストンないしsonic youthの終焉について、というよりはちゃんとキムの自伝。頼もしくてユーモアがあるし、コートニーやビリー・コーガンへの歯に衣着せぬもの言いもいつものキムでしかないから暴露本っぽいいやらしさはない。むしろサーストンってめちゃキムに守られてたんだね…と思うエピソードが満載。結末を知ったあとでさえ、はじめてふたりが出会ったときの描写はみずみずしくて愛の喜びに満ちてて涙が出る。
justdon'taskmewhatitwas
3
冒頭あのバンドのラストステージ(生傷状態)! この痛みを冷静に探っていたら「自伝」になり、「ポップカルチャー批評」にもなり、傷口も乾いて来たわって感じ。あと直訳調の文章が、ノンフィクションぽくて(自分で原文読んでるみたいで)、何か良い。2016/01/19
Satoru Moriaki
2
LAの青春期からソニック・ユースを経て、再びたどり着いたカリフォルニア。ニューヨークの印象が元々強かったが、実は「カリフォルニア・ガール」なんだな、と。サーストン・ムーアへの絶縁状みたいな印象も受けたけど、それ以上に前を向いて生きていこうという独りの女性の逞しさ、幼少時に突き動かされたアートへの愛情を強く感じた。てかソニック・ユースって解散してたのね…。2016/11/20
TOKYO野蛮人
1
アートがあり、音楽がある。読み応え十分。2025/01/12
ishida
0
病床で一気に読んだ。ロックスターとは違う、自分との、家族との逡巡2022/07/11
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