はちみつ色のユン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ キガイ判/ページ数 400p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784907583163
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たけのこ

3
朝鮮戦争は何万人という戦災孤児を生み、その子たちは世界各国に韓国人養子として引き取られた。そんな体験をしてきた著者が自身の体験をつづったバンドデシネ。 海外でアジア系に出会うことがむしろ苦痛というのとか、その体験をした人にしか感じられない空気感があります。2024/07/03

Mikio Katayama

0
映画『はちみつ色のユン』の原作BD。400ページ。海外養子としてベルギーで育った作者のアイデンティティを求める彷徨を丁寧に描き出す。映画版よりそのトーンは悲壮で痛切だった。2015/01/20

たくさん

0
韓国の社会情勢と養子縁組孤児施設について。時代背景等大まかには知っていることでも実際の体験というのはメッセージが強く受け取れる。ウソとホント建前を重視するパワハラ気質、女性に対するセクハラの常態化と意思の弱さ、等同じアジアとはいえ韓国人ぽい自己中心的感を嫌悪してしまう。他人の領域に入っていくのを親しみとするような韓国人のおせっかいがあるかも。ともあれ苦労は計り知れないだろうな。読み応えあります。こういうのは大体感情移入して泣けてくるけど、男尊女卑とか性暴力気質など主人公が嫌いであんまり同情できなかった。 2025/04/18

Will

0
非嫡子に厳しい上戦争孤児が出た為20万人以上の海外養子を出した朝鮮戦争後の韓国。5歳でベルギーの養子になった作家の自伝。内面化したアジア人蔑視や生まれた国への憎しみと郷愁、自殺していった養子たち。二つのルーツを受け入れるのが簡単じゃなかった時代の話。一気に読んだ。 同じ韓国人養子から中国人!とすれ違いざま罵られた経験、アジア人とは絶対付き合わないという韓国人養子。本で見た日本の侍に憧れ日本文化にのめり込み、絵を描くことがセラピーになったユンの姿にレペゼンの重要性を感じた。2020/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8195995
  • ご注意事項

最近チェックした商品