「ヤングケアラー」深層へのアプローチ―SNSで出会う、つながり続ける

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「ヤングケアラー」深層へのアプローチ―SNSで出会う、つながり続ける

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907582272
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

内容説明

相談室で待っていても会えないヤングケアラーとの出会い、SNS相談から見えてきたその姿。本書は子どもたちの力になりたい支援者への提言です。

目次

第1章 SNSでヤングケアラーの相談を受ける(相談室で待っていても会えない;コロナ禍を機にSNS相談を本格化;対面相談とメール・SNS相談の違い、大事な共通点;「困りごと」を支援につなげたい;そのままを認める、受け止める;彼らが求めるもの、支援する側にできること)
第2章 SNS相談で出会ったヤングケアラーの声(「いらないと言えない、聞きたいことが聞けない」;「将来の見通しが立たず、不安」;「親の機嫌に振り回されて、自分のことを自分で決められない」;「自分を大事にするってわからない」;「居場所がない」;「家族を壊したくない」;「このまま家族に縛られて人生が終わるのかと絶望する」;「死んでしまいたい、殺してしまいたい」;「直接の相談はできない」;「苦しんできたからこそ、今苦しむ人のために」)
第3章 見えてきたヤングケアラーの現実(ヤングケアラーはどこにいる?;ヤングケアラーと家族の風景;気持ちに蓋をして生きる日常;他家とは比べられない「家」の姿;子どもたちにとっての「ケア」する意味)
第4章 ヤングケアラー支援の5つの視点(「困りごと」は大人の課題、責任は社会にある;本人と相談して決めていく;点から線、そして面へ;援助希求能力とエンパワメント;社会につながる力、言葉にする力を奪わない)
第5章 専門職ならではのアプローチに向けて(自戒を込めて、苦い経験を振り返る;閉ざされた家庭内のメカニズムに気づく;大人と子ども、その境界線を意識する;機能不全の原因をふまえる;今一度、専門職としての役割を見直す)

著者等紹介

加藤雅江[カトウマサエ]
杏林大学保健学部健康福祉学科教授。1967年東京都生まれ。1990年上智大学文学部社会福祉学科卒業、同年より杏林大学医学部付属病院医療福祉相談室にソーシャルワーカーとして入職。2020年より現職。2016年NPO法人居場所作りプロジェクトだんだん・ばぁを立ち上げ、子ども食堂などの活動に取り組んでいる。同法人理事長。社会福祉法人子どもの虐待防止センター評議員、日本子ども虐待医学会代議員、NPO法人子ども・若者センターこだま副理事長。精神保健福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさや

4
人から相談を受けたときに、話された内容を単純に善悪で判断することは意味がありません。その代わり、なぜ相手がそう思ったのかに焦点を当て、相手を否定しない場を提供することが重要みたいですね。2023/04/30

昌也

1
3章「見えてきたヤングケアラーの現実」の視点 P94-95「個々の問題が点でとらえられラベリングされてきた」という見出しの記述は、ラベルを張る側が誰か?ということまでは限定していないが、文脈から判断すれば間違いなく、支援という名のもとに対象者にカタカナ語を付けて“啓蒙”という騒ぎを起こす「日本なんとか連盟」とかではないかと考える。2023/04/25

じゃむ

0
とてもよかった。ヤングケアラーの支援に限る話ではなく、福祉に関わってる自身のもやもやも言語化されていて、それへの向き合い方を学べた。2023/04/11

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