内容説明
「ほめ言葉のシャワー」の菊池道場が、叱る指導を大公開!
目次
第1章 こんな叱り方していませんか
第2章 菊池道場流「叱る指導」(叱るとは;A目的;C土台 ほか)
第3章 1年間を見通した「叱る指導」(1年間を見通す;新年度スタート時;1学期の指導 ほか)
第4章 叱る指導の実際 教室あるある(あいさつの声が小さいとき;廊下を走るとき;人の悪口を言うとき ほか)
著者等紹介
菊池省三[キクチショウゾウ]
1959年愛媛県生まれ。「菊池道場」道場長。元福岡県北九州市公立小学校教諭。山口大学教育学部卒業。文部科学省の「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員。平成28年度高知県いの町教育特使。大分県中津市教育スーパーアドバイザー。三重県松阪市学級経営マイスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takashi Inoue
3
「子どものことを叱ろうとする思いを抑え、『先生の授業はダメでした。貴重な45分間を申しわけない。」 「相手軸」 「プラスの変容を見逃さない」 「『なぜ』そんなことをしたのか」ではなく、「『なぜ』それがいけないのか」 「人の悪口を言ってしまうのは、自分に自信がないから」 「叱って終わり、では教師として無責任。その後の変容を必ずほめる」 「公の意識と自己内責任をもった人間を育てることが教育の目的」2017/05/03
ムーミン
3
具体的な事例がいい。拾い読みでも参考になりますね。2017/03/29
あべし
2
「叱る」も「褒める」も子どもの健全な成長を願って行う教育活動だ。本書を読んで改めてそのように思った。 単なる大人の都合で、「怒る」人だっている。そこには、「成長してほしい」という願いよりも、「イライラする」という本人の感情しかない。感情がぶつかり合っても、お互いは納得しない。言われた方も感情をぶつけられただけで学びがないので、同じことを繰り返す。そして、再び怒られる。 いわゆるlose−loseの関係となってしまう。 感情は伝えても構わない。しかし、これからどうするかを考えさせねば子どもは育たない。2025/01/12
tayuhari
2
ほめ言葉のシャワーを中心とした菊池実践。叱ることに感しても、言葉、タイミング、時期等、教師の細かなマネジメントがなされている。褒めるにしてもただ褒めているのではない。子どもの成長を信じ、先を見越して価値ある言葉をかける。 目の前の事に精一杯な自分に、まったをかけてくれた一冊。2019/01/06
Koji Yamamoto
1
叱るには色々な種類があるということ。叱るに際して価値語を使うことは子供にとってもわかりやすい。2017/04/23