目次
雑誌編集長の哀歓
「駈けだし」以前
編集一等兵の頃
日本を離れて想うこと
マルスの跫音を聞きながら
戦時下の雑誌を作って
狩り立てられた編集者
文藝春秋社の解散と再建
雑誌記者の生き甲斐
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
13
戦前の話がメイン。2020/08/05
akiu
2
元「文藝春秋」編集長の回想録や仕事論。戦時下における編集者の苦労が偲ばれておもしろく読んだ。菊池寛との種々のエピソードと、言論弾圧の苦しみ、特に同僚や社の内部に起こる精神的断層に対してやりきれなさや虚無感を抱く、という内容が印象深い。その後の召集や社の解散にもめげず、また文藝春秋を立ち上げた著者のエネルギーが文章から伝わってくるようだった。2020/04/11
derashine
1
編集者、編集長という仕事に誇りを持っているのだなぁと読んでいて感じた。古い話過ぎて、金銭感覚などはよくわからなかったのが残念。菊池寛の人柄も何となくそんなかんじなのか~と感じ取れた。2021/01/10
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- 和書
- 動燃・核燃・2000年