内容説明
ものを作るものはだれでもそうだが、長くその道でやっているものには、何となく腕に覚えというものが出て来る。しかし、それはきわめて不安定なもので、時にはうまく出て来ないこともある。
目次
刀匠(虎徹;山浦清麿;明寿と忠吉;国広・国貞・真改;助広・康継;変りものの刀工たち;助真;宮入昭平)
陶工(藤四郎;加藤民吉;志野宗信;古田織部正;景光・景延;長次郎;ノンコウ道入;本阿弥光悦;乾山;仁清)
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
小説家。1901年、鹿児島県伊佐郡大口村(現・伊佐市)に生まれる。国学院大学を卒業し、中学の国漢教師を勤めた後、創作に専念。36年『天正女合戦』で直木賞受賞。77年没、享年七十六(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。