内容説明
「どうか怒らないでほしい、母さん。ぼくはただ、ぼくが何を経験してどこで歪んだのか、母さんに伝えようとしているだけなんだ。ぼくらが何を経験してどこで歪んだのか、ぼくらに知らせようとしているだけなんだ。」黒人母子の内省が暴くアメリカの“嘘”。2019年アンドリュー・カーネギー賞ノンフィクション部門賞。2018年クリストファー・イシャーウッド自伝的散文賞。ニューヨーク・タイムズ紙2018年ベスト本。
目次
Beenビーン
1 BOY MAN.ボーイ・マン
2 BLACK ABUNDANCE.黒人の豊かさ
3 HOME WORKED.ホーム・ワークト
4 ADDICT AMERICANS.依存するアメリカ人
Bend歪み
著者等紹介
レイモン,キエセ[レイモン,キエセ] [Laymon,Kiese]
1974年生まれ。作家、ミシシッピ大学英文学部ヒューバート・H・マカレグザンダー記念教授。いわゆる「ディープ・サウス」のミシシッピ州ジャクソンで生まれ育つ。ミルサップス大学、ジャクソン州立大学を経て、オーバリン大学を卒業。インディアナ大学大学院文芸創作修士課程(MFA)修了。著書に長篇小説Long Division(2013年。2021年に再版され、ウィリアム・サローヤン国際賞を受賞)、エッセイ集How to Slowly Kill Yourself and Others in America(2013年)がある。数多くの主要メディアにもエッセイ、短篇小説、書評などを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
sayan
ぱせり
油小路ぽんぽこ
Hiromitsu
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- 和書
- 美は乱調にあり