内容説明
「神学的妥協が教会の霊的生命を奪う」との強い危機意識から「聖書は誤りのない神のことば」というキリスト教信仰の生命線を死守しつつ地方伝道に長く携わってきた一牧会者による神学・聖書論考の集大成。
目次
第1部 序論―聖書論に関する最近の話題
第2部 伝統的福音主義聖書論
第3部 ヴァン・ティルの聖書論
第4部 最近出版された福音主義聖書論の書評
第5部 聖書の諸問題と難解箇所解説
付録資料
著者等紹介
山口勝政[ヤマグチカツマサ]
1944年、東京都生まれ。東京キリスト教学園(現東京基督教大学)卒後、米国ビブリカル神学校大学院(M.Div.)、ウェストミンスター神学校大学院(Th.M)卒。現在、茨城県石岡市、日本福音キリスト教会連合八郷キリスト教会牧師。茨城県筑西市、横浜市、茨城県小美玉市での牧会を経て現職。北関東神学研修センター所長、シンポジウム「地方伝道を考える」顧問、同報告書編集長、聖書カウンセリング研究会理事長、雑誌「聖書カウンセリング研究」編集長。共立基督教研究所(再編前)スタッフ・講師、中央日本聖書学院、お茶の水聖書学院講師を経て、現在は中央日本聖書学院講師を継続。過去東京基督教大学、仙台バプテスト神学校、新潟聖書学院でも講義(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuxxlogy
2
一つ一つの論点はよいが、議論が(紙面上の制限で?)尽くされていないので(若干乱暴な結論あり)、全体的に消化不良。どこまでが引用または翻訳(のまとめ)なのか、それゆえどこまでが著者の意見なのかが不明瞭のところもあり。特に、第3部「ヴァン・ティルの聖書論」。typoやフォーマットの不備などがあり、これは自費出版?の性格上、しょうがない?優秀な編集者が目を通すか、事前に複数人と議論されたものだと抜群に読む易さが向上できたと思う。(すでにしていたのかもしれないが、もしそうであれば上記の齟齬には気付くと思う)。2019/06/06
Confy
0
おすすめしない。2019/10/18