内容説明
黄昏の季節に教会暦は始まり、もう一度新しく命が輝き出す。「今ここ」という日常の外側で、ふいに訪れる「出来事」。出来事が起こる「現場」には、「超越」がちょっとだけ顔を出したりする。その瞬間を啓かれた言葉で紡いだ「現場の神学」を歳時記の体裁で編む。
目次
11月 マリアへの「おめでとう!」“アドヴェント物語”救いを待ち望む(マタイによる福音書24・3~14:新共同訳)
12月 クリスマスの餡と皮“クリスマス物語”絶対確実なもの(ルカの伝えた“よきたより”2・8~12:山浦訳)
1月 イエス物語、はじまり―「あの事件」の回顧から 世界戦争の予感の中で(詩編85・1~14:新改訳)
2月 「イエス物語」の可能性―キリスト教の救い(イザヤ書53・1~5:口語訳)
3月 イエス物語ブックガイド―東日本大震災を覚えて(ヨハネによる福音書11・49b~50:フランシスコ会訳)
4月 復活の意味“イースター物語”タラントンのたとえ(マタイ福音書25・14~30:田川訳)
5月 教会の意味“ペンテコステ物語”共に生きる(ローマの人々への手紙13・8:本田訳)
6月 キリスト教の骨格―解放の訪れ(ヨハネ福音書8・31~34:田川訳)
7月 「ポジティブネット」へ―義とされる神(マタイの伝えた“よきたより”6・8~9:山浦訳)
8月 「ポジティブ」の影―平和をつくりだす者(マタイによる福音書5・9:岩波訳)〔ほか〕
著者等紹介
川上直哉[カワカミナオヤ] 
1973年、北海道に牧師の息子として生まれる。神学博士(立教大学)・日本基督教団正教師。宮城県教誨師(日本基督教団東北教区から派遣)、宮城県宗教法人連絡協議会常任幹事(日本基督教団東北教区宮城中地区から派遣)、仙台白百合カトリック研究所研究員、仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク(NPO法人「東北ヘルプ」)事務局長、食品放射能計測プロジェクト運営委員長、東北大学「実践宗教学」寄附講座運営員長、世界食料デー仙台大会実行委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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            - 和書
 
 - 小学生の自由研究 全6巻
 


              
              

