内容説明
旅の名作えほん。2016年生誕100年名著復刻。
著者等紹介
サセック,ミロスラフ[サセック,ミロスラフ] [Sasaka,Miroslava]
1916年、チェコスロヴァキア、プラハ生まれ。絵本作家/イラストレーター。若き日にプラハで建築を、パリで芸術を学ぶ。世界の都市を旅しながら描いた「ジス・イズ」シリーズで、世界中の子どものみならず大人からも人気を集める。シリーズ第1弾として描かれた『ジス・イズ・パリ』は1959年初版発行。1980年逝去。享年63歳
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
1965年東京生まれ。エッセイスト、書店カウブックス代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アキ
71
サセックの「ジス・イズ」シリーズ、パリ編。松浦弥太郎訳の復刻版。パリの街、人、景色、建物、ネコ、お店などなど。味のあるかわいいイラストと紹介文で、旅したような気分になります。初版は1959年だから、今とは違うところもありますが、サセックさんと一緒に他の街にも旅しようかな。2020/11/20
ぐりとぐら
16
かわいいイラストでパリを紹介している、すてきな絵本。今日まで続くパリの歴史と日常がバランスよく紹介されている。歴史的建築物の名前と由来、その背景にある革命や処刑について。また観光案内にはないような、現在の街の人々の様子や日常も、あたたかい目線で切り取られており、パリの1日に潜り込んだような楽しい気分になった。2023/02/24
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
3
お洒落なガイドブック絵本。もうオリーブ世代はぎゅっとつかまれてしまう。1959年の作品なのに、ちっとも古くなってない。どのページでも飾っておける。2018/05/26
らい♪
0
まだルーブル美術館にガラスのピラミッドがない!と思って読んだら、やはり最後の注釈に出てきました。ピラミッドに慣れてしまって、このイラストのようだと物足りない感じさえしました。地下鉄にファーストクラスなんてあったんですねぇ。クリシー橋の上にはペット達のお墓が今もあるのかしら?2017/01/05
はるさく
0
絵のガイドブック。解説がわかりやすくて入って来やすい。有名どころだけじゃなく画家が愛した狭い路地や、観光だけでは出会えないようなところや人にもスポットが当てられていて、なるほどと思った。サクレクール寺院を「聖なる心」で描く画家たちが出てくるが、ここには外人をぼったくる目的で声をかけてくる画家もたくさんいることを忘れてはいけない。2016/12/27