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内容説明
イギリスが生んだ天才クリエイターによる『ヴォーグ』のホットなメモワール。ファッション界の50年を彩る華やかで魅力あふれるストーリーが満載。
目次
生い立ちのこと
モデルのこと
スタイリッシュな生活のこと
イギリス版『ヴォーグ』のこと
写真のこと
始まりと終わりのこと
カフェ仲間のこと
アメリカのこと
ブルースのこと
ディディエのこと〔ほか〕
著者等紹介
コディントン,グレース[コディントン,グレース] [Coddington,Grace]
アメリカ版『ヴォーグ』誌のクリエイティヴディレクター。イギリス生まれ。1959年に『ヴォーグ』誌主催のモデルコンテストで優勝したのち、ロンドンとパリでモデルとしてのキャリアを積む。1968年にイギリス版『ヴォーグ』のジュニア・ファッションエディターとしてビー・ミラーのもとで働き始め、その後同誌編集長となった若きアナ・ウィンターのもとでファッションディレクターに就任。1986年にカルバン・クラインが彼女をデザインディレクターとしてニューヨークに呼び寄せたが、1988年にウィンターがアメリカ版『ヴォーグ』の全権を任されると同時に同誌から再び誘いを受けることになる
田代文[タシロアヤ]
イギリスにてメディア学の修士号を取得後、編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。現在は書籍をはじめ、雑誌、各種カタログ、ウェブなどで翻訳家/ライターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロピケ
7
図書館で手に取った時、あまりの分厚さと表紙の色合いからコウビルドの辞書を思い浮かべた。洋書かと慌てて中身を確かめたら、日本語の文章と可愛らしい『あしながおじさん』風のイラスト。用紙も厚手の温かみのあるものを使っているので、とっつきやすかった。ファッション界の重鎮的存在にある人なので、さぞかし現実離れした人で共感できるか疑ってかかったけれど、きらびやかな世界に身を置きつつも意外と堅実派で、かえって驚きおおいに共感する部分があった。有名人多数。モデルとして成功するにはやはり、かなりのお転婆タイプでなければ。2014/03/16
らぢゅん
2
映画「ファッションが教えてくれること」にアナ・ウィンターとともに出演し、一躍有名になったアメリカ版ヴォーグのクリエイティブディレクター、グレース・コディントンの自叙伝。内容は20歳の頃から70歳を過ぎて今もなおファッション業界で活躍する彼女と彼女を取り巻く業界の友人たちにまつわるとりとめのない話ですが、様々なスタッフの良さを熟知しているのは流石です。要所要所に描かれた自筆のイラストもキュート。巻末の作品を見れば彼女の素晴らしいセンスを垣間見ることが出来ます。映画と合わせて読むのがお勧めです。2015/03/21