目次
第1章 身近な社会課題を考える(「災害」―豪雨の翌日;「不登校」―自信を失ってしまった;「子どもの貧困」―事故を境に;「難病」―ある日、突然;わたしたちの社会が抱える課題;ワークショップ)
第2章 社会課題の解決に参加する(支援の形(自助・公助・共助)
共助の形1―ボランティア
共助の形2―企業の社会貢献、プロボノ
共助の形3―寄付
そもそも、NPOって何ですか?
日本と海外での寄付割合の違い)
第3章 身近な社会課題の解決に取り組むNPO(「災害」に取り組むNPO―難民を助ける会/遠野まごころネット;「不登校・ニート」に取り組むNPO―トイボックス育て上げネット;「子どもの貧困」に取り組むNPO―あしなが育英会/チャンス・フォー・チルドレン;「難病」に取り組むNPO―日本IDDMネットワーク/チャイルド・ケモ・ハウス;今すぐ参加できる社会貢献活動;世界は変えられる;メッセージ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
も
29
これからの社会を担う子どもたちへ向けて、世界には様々な社会問題が存在すること、それらを解決するための具体的な方法と一人ひとりがその力を持っていることが易しく書かれています。社会にはどんな課題があるのか、自分はどんな課題に関心があるのか、どんな解決方法があるのかなど知識をつけることで行動をおこすハードルがぐんと下がるのではないかと思います。分かりやすい事例がいくつも掲載されているので、社会課題について考えるいいきっかけになるのではないかな。2015/05/24
日向夏
3
このような冊子を使った寄付教育を通して、もちろん大人もだけど、子どもたちが社会的に困難な事態に直面せざるをえなくなった人たちに、温かい目を向けられるようになればすばらしいことだと思う。この生きにくい世の中で、互いに助け合う視点はもはやかかせない。義務教育に入れてほしいとさえ思う。2015/11/18