[テキスト] ele-king books<br> FUNGI菌類小説選集第2コロニー

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FUNGI菌類小説選集第2コロニー

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907276942
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

"幻妖なる真菌ファンタジーの極み。

縦横無尽に増殖するキノコ、幻覚を誘う種々の物語、異色のテーマ・アンソロジー第2弾。"

"好評を博した「第Iコロニー」から1年。菌類たちの増殖はとどまるところを知らず、続編を要求する彼らにわれわれは屈服せざるをえない事態に陥った。あなたもまたこのとめどないキノコの横溢に降伏することになるだろう。幻妖なる菌類小説集、「第IIコロニー」形成。

■FUNGIとは……
菌類、菌類界の意。
広義ではバクテリヤ類(Schizomycetes)をも含むが、
狭義では粘菌・カビ類・酵母菌類・キノコ類など真菌類(true fungi)をいう。
『新英和大辞典 第六版』(研究社)より

収録作

幽霊屋敷へと忍び込んだ超自然現象専門探偵の物語
Ⅰ 青色のへきれき (イアン・ロジャーズ)

男と女、愛の不均衡、菌類が知らせるその真実
Ⅱ 死者たちの夢見るところ (A・C・ワイズ)

とある村に起きた異変を描く歴史ものファンタジー
Ⅲ 黒花の微塵 (ダニエル・ミルズ)

人類にとって本当の危機とは何かを問うスチーム・パンク
Ⅳ ど真ん中の怪物 (フリオ・トロ・サン・マーティン)

エコロジー的観点から描かれた近未来的日常風景
Ⅴ オイスターのなかの真珠と温室のオイスター (リサ・M・ブラッドリー)

互いに住みやすい環境を求める人と菌類との往復書簡
Ⅵ 菌真者への手紙 (ポレンス・ブレーク)

妙な臭いの丸太を菜園に埋めるよう促す母、はたしてその真意は?
Ⅶ すべての真ん中を貫く孔 (ニック・ママタス)

かつて父と暮らした家の壁のカビが、少女の心象風景を侵食する
Ⅷ 再びの帰宅 (サイモン・ストランザス)

巨大キノコとの闘いに挑むヒロイック・ファンタジー
Ⅸ やつらはまずブタを迎えに来る (チャドウィック・ギンサー)

知らないはずのことを知っている――菌類が紡ぐ記憶の連鎖
Ⅹ ガンマ (レアード・バロン)

彷徨する胞子を歌ったスペキュレイティヴ・ポエム
Ⅺ 冬虫夏草ゾンビ (アン・K・シュウェーダー)

飛行機恐怖症の小説家の顛末を描く一大菌類賛歌
Ⅻ われらが物語は永遠に (ポール・トレンブリー)"

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

35
#日本怪奇幻想読者クラブ Iに続いてきのこ、菌類、カビ類をモチーフにしたアンソロジー。元々は一冊の本らしい。Iではファンタジーぽい作品もいくつか入っていたが、こちらはよりホラーみの強い作品が多いように思った。イアン・ロジャーズ「青色のへきれき」腐れ縁の不動産業者に頼まれて夜中に物件の確認に行った探偵。中に入った内装業者が出てこないという。嫌嫌侵入してみると…シリーズがあるようなので読んでみたいと思った(多分キノコはこれだけ)。(続く)2021/07/30

ヘラジカ

33
相変わらずキノコ嫌いには辛い読書。でもその辛さを味わうために読んでいるのだから仕方ない。マゾヒスティックな楽しみ。並みのエログロには動じない自信があるが、ここに収録されている何篇かには誇張なしに喉元にこみ上げるものを感じた。お気に入り(と言って良いの分からないけど)は、完成度の高さではピカイチの『黒花の微塵』、特異な平行世界の発想が記憶に残る『ど真ん中の怪物』、このアンソロジーでは珍しくユーモラスな『菌真者への手紙』、いつキノコが登場するかそわそわしてしまう『われらが物語は永遠に』の四篇。2018/03/29

そふぃあ

21
菌類(キノコ)がテーマの異色のアンソロジー第二弾。前作より怪奇感が増した。SF的奇想色が強かった第一弾の方が好みかな。「黒華の微塵」:ゴシックホラー。におってくるような怖さ。「ガンマ」:終末ものと言える。菌類のネットワークに組み込まれる話。切ない。「われらが物語は永遠に」:筆致が軽妙で上手いなと思った。飛行機嫌いなのがビンビン伝わってくる。同じく菌類のネットワークに組み込まれる話だが、切なくない。2019/11/19

ヴィオラ

12
第2コロニーで一番好きなのは、リサ・M・ブラッドリーさんの「オイスターのなかの真珠と温室のオイスター」かな? 背景にとても魅力ある設定が横たわっている気がして、この世界観で長編1本読んでみたいかも。ある意味クマSFですw 第1、第2コロニーともに、それほどホラー色の強くない作品がお気に入りにw きっと自分が「マタンゴ」見たことがないからだなw 菌類にそこまで恐怖感を感じないんだよなぁ…美味しいしw(違う2020/02/08

アカツキ

10
菌類をテーマにした短編12作品収録。コロニーIよりもホラーな話が多くて好き。特に気に入った作品を挙げると、超自然現象探偵フィーリクス・レンの一編「青色のへきれき」、愛する女性の真相を求める男「死者たちの夢みるところ」、黒い腐れ病との闘い「花の微塵」、隣人との軋轢を書いた書簡小説「菌真者への手紙」。「青色のへきれき」はシリーズが翻訳されたら読みたいたいくらい面白かった。2022/06/20

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