内容説明
世田谷区経堂発の下町系ノンフィクション!
目次
一章 ダジャレと缶詰(高知にいこうち;親友;サーバー屋のサバ缶;経営モデルとマイクロコミュニティ)
二章 須田くんという仕事(なくてはならない人;コメディライター;経堂落語会;吉坊の会;会ったときと同じように)
三章 街のハブ(ビールスタンド重富;コラボサンドイッチ;さばのゆ大学;『蘇るサバ缶』と「兵庫のおじさん」;なんであんなに優しかったんやろな)
四章 新しい風(さばはち商店街;さばレレ部;ミュージックバトル;あれから)
著者等紹介
岡部敬史[オカベタカシ]
1972年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、文筆家・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
70
世田谷区の経堂にあるイベント酒場「さばのゆ」。その店主であった須田泰成さんが急逝されてもう2年が経つ。僕は、10年ほどこの店に通い、須田さんとたくさん話をしていた。須田さんの死から半年経った頃、お店を継いだ奥さんから、須田さんの本を書いてくれませんかと言ってもらい、僕はこの本を書いた。「利他の人」と言われた須田さんの優しさの原点を探すのが大きなテーマだった。須田さんの物語は地域創生の面でもたくさん学びがある。こんな話が今でもあるんだな、そう感じてもらえる物語。ぜひ手にとってみてください2026/03/17
しいたけ
62
以前須田さんの『蘇るサバ缶』を読んだ。東北の震災で泥に埋もれたサバ缶を東京の世田谷区経堂の商店街に持ってきて洗って義援金と引き換える。須田さんはこんな胸アツの人情話の立役者だった。同じく経堂で60年近く前から子どものためのホームを営んできた法人で私は働いている。行政の援助もなくはじめた施設は、世田谷区だから、この地域だからやってこられた。差しのべる手を持つ人が集まる土地柄なのだと思う。その筆頭におられた須田さんが亡くなられたことの寂しさや喪失感が本に溢れていた。お会いしたこともないのに大好きになった。2026/05/31
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