もう、相撲ファンを引退しない

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  • サイズ 46判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907239275
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0075

内容説明

かつて「貴乃花の引退とともに相撲ファンを引退した」作家・星野智幸が再び国技館を訪ねると、そこには「モンゴルへ帰れ」といったヘイト野次が公然と飛び交っていた―著者初の相撲エッセイ!はたして、大相撲と日本社会は「日本人ファースト」に寄り切られたのか!?

目次

イントロダクション1 「日本スゴイ」ブームの極み、大相撲人気に覚える違和感
イントロダクション2 一瞬の共同性を生きる
第1章 曙貴時代の空気を振り返る
第2章 「日本人ファースト」に潜む危うさ
第3章 「国技」の相撲、相撲のルーツ
第4章 「スー女」は大相撲の未来を担う
スー女対談 星野智幸×和田静香
第5章 小説『智の国』

著者等紹介

星野智幸[ホシノトモユキ]
1965年、米国ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。新聞社勤務後、メキシコに留学。1997年「最後の吐息」で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』(新潮社)で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』(集英社)で野間文芸新人賞、11年『俺俺』(新潮社)で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』(講談社)で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

139
図書館の新刊コーナーでみつけて、来週から始まる初場所前に読みました。星野智幸、『俺俺』に続いて2作目です。著者の相撲愛・貴乃花愛が感じられると共に、元新聞記者らしく客観的な視点での相撲評論は説得感があります。但し、モンゴル人嫌いの急先鋒貴乃花親方の最近の言動を著者はどう思っているのでしょうか?私は国技?である大相撲を限りなくスポーツとして認識していますので、国籍は全く関係なく、強さもしくは巧さだけで、力士を評価しています。著者およびスー女の和田静香が同い年で相撲ファンのため、親近感を持ちました。2018/01/08

佐島楓

68
外国人力士に対するヘイトへの反対発言が目立つ。私もそれには完全に同意。お客さんには出身地に関わらず、相撲内容を見て力士を判断していただきたい。特に大相撲が窮地に立たされたときに奮闘していた白鵬関は功労者なのだ(ただ、最近の張り手・かち上げからのなりふり構わない相撲内容は受け入れがたい。勝てばいいというものではない。それはほかの力士も同じである)。2019/12/25

おさむ

39
貴乃花の大ファンだった星野さんが相撲の現状を嘆きつつ、これからも応援を続けると宣言した本。NHKのテレビ中継ではあまりわかりませんが、国技館ではモンゴル人力士らを排斥する差別的なヘイトスピーチが幅をきかせているとか。ニッポンコールとしこ名の三拍子での応援も主流なんだとか。日本人力士ではなく、日本出身力士なる新たな定義を生み出してまで、力士を区別する必要が一体どこにあるのか?狭量な思考に陥っていませんか、と目を覚まさせてくれる良書です。若い頃に書いたという相撲小説も収録されていますが、これは駄作ですね笑。2018/05/02

Carlos

31
貴乃花の現役時代、白鵬とは違う強さがあった。協会に残ってほしかった。2020/09/27

おかむら

30
白鵬の引退後のNHKスペシャルを見た時、取り組み前の相手力士への手拍子や声援、取組後のブーイングの凄まじさに、こんな異様な雰囲気の中で白鵬は闘っていたのだなあと感銘を受けたものですが、その頃(2016年近辺)のヘイトヤジが飛び交う国技館の様子を記録したエッセイ。白鵬、憎らしいほど強かったんだなあ。唯一無二だもん。そして稀勢の里、「日本人」綱取りの重圧はいかほどだったのか…。今ではお二方とも穏やかな親方になってて、なんかやっぱり相撲ってずっーと見続けてると楽しいだなやっぱり。にわかファンですが続けようっと!2024/02/17

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