内容説明
これを読まずしてクルマを語るな!モータージャーナリズムの原点ここにあり。自動車とは何か。自動車と暮らすとはどういうことか。すべての答えがこの一冊に詰まっています。日本の自動車ジーナリストの草分けである小林彰太郎が、1962年から1989年にかけて、CAR GRAPHICで綴った珠玉の試乗記を一挙収録。実用車からスーパーカーまでの、豊富な経験に基づく確かで辛口の自動車評は、いまなお新鮮そのものです。
目次
第1章 1962‐1969(メルセデス・ベンツ300SL;ジャガーEタイプ;ロータス・セヴン ほか)
第2章 1970‐1979(ニッサン・スカイラインHT2000GT‐R;アルピーヌ・ベルリネット1300S;ニッサン・フェアレディ240Zレーシング ほか)
第3章 1980‐1989(トヨタ・ソアラ2800GT;アルピナCI‐2.3;アウディ80クァットロ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カワセミ440
3
一昨年の11月に亡くなられた小林彰太郎さん。CG誌における氏の文章はクルマ好きにとって聖書みたいな物。40年位前の五木寛之さんもクルマに対する姿勢とその高潔な文章に感銘を受けた・ってエッセイに書いてたな。何事にも中立で冷静なエディターとしての部分と熱い熱いエンスージアストの面とを両立された稀有な方です。私もその名文に魅了されてチューコのイタリア車を買ってしまった一人です。『小さなアルファ』っていうクルマ。私がクルマ好きなのは子供の頃近所のお兄さんにCG誌を見せて貰ってその晴やかな高尚な?世界に憧れたから?2015/01/28
Tomotaka Nakamura
0
一生好きなことを追求した人だが、これが悪い意味にならない気品を持った文章を書く人。自動車評論家として最初にして最後の上品な人だと思う。2017/12/10
Kuliyama
0
興味深く拝読しました。写真をもっと載せてもらえるとさらに楽しくなると思います。2017/07/26
とす
0
古い車の話が多すぎて読むのがしんどかった。楽しめるのは自分が知っている車の評論だけだなと気づいた。第三部で海外での話が増えるのには驚いた。2017/07/23
-
- 和書
- 適時開示の実務Q&A