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内容説明
吉本隆明のもっとも深い哲学を来るべき時代の生き方へつないでいく画期的評論集。吉本と三木成夫を“無名なものの内なる自然”の思想として編みなおし“吉本隆明を超えていくための吉本隆明論”。世界へ問い放つ、日本発・ポスト近代の生きるテツガクが誕生。
目次
第1章 無名なものの革命(無名なものからの光―吉本さんが大切にしていたこと;無名なものとしての私たち ほか)
第2章 “幻想”から“自然”へ―吉本隆明の幻想論の先にあるもの(「幻想」から「こころ」へ―吉本隆明と三木成夫;吉本隆明の世界観―こころ・ことば・幻想の三つの層 ほか)
第3章 無名なものの詩(吉本言語論の可能性;吉本隆明の言語論について ほか)
第4章 内在性の革命へ―内なる自然の海(“深歩”の思想へ―文明の転換期に際して;知識と知恵のちがい ほか)
著者等紹介
菊谷倫彦[キクヤトモヒコ]
1978年秋田県横手市生まれ。埼玉大学教養学部哲学・思想コース卒業。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。詩の本の思潮社、NTT出版勤務などを経て、出版社・菊谷文庫を設立。和綴じ総合誌「kototoi」の発行はじめ、単行本、自費出版の発行をおこなっている。田んぼや畑での自給など、ダウンシフト的なライフスタイルもおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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