内容説明
人はなぜ朝鮮の白い壺に、惹かれるのか。日韓国交正常化60年を迎える2025年、朝鮮時代の白磁壺がつなぐ韓国と日本の縁。
目次
巻頭エッセイ(伊藤郁太郎 予兆の色、原質のかたち―朝鮮中期の白磁大壺;崔淳雨 崔淳雨の眼―《鉄砂葡萄文壺》(梨花女子大学校博物館)を評して)
第1部 白磁壺の歴史を知る(15世紀から16世紀の朝鮮白磁;17世紀の朝鮮白磁;18世紀前半の朝鮮白磁;18世紀後半から19世紀の朝鮮白磁)
第2部 白磁壺の評価―近現代の荒波のなかで
第3部 白磁を語る(伊藤郁太郎氏が選ぶ朝鮮時代の白磁;韓国の視線〈インタビュー〉;日本の視線〈寄稿〉)
資料篇 朝鮮白磁をもっと深く知りたい方に