目次
序章 問題の所在
第1章 「登校拒否」にみる自由と人権(人外の世界と精神医学のバイオロジー;精神医学に包摂されざるものとしての登校拒否現象;学校外の居場所にも包摂されない「裂かれ目の中にいる」子どもたち)
第2章 「子殺し」にみる自由と人権(「現代日本の子殺し」の顕在化;「現代日本の子殺し」の要因論;女性の「内的成長」と自由への欲求)
第3章 「孤立」にみる自由と人権(「生存権」と「自由権」の衝突―「セルフ・ネグレクト」をめぐって;戦後日本における「孤立」の言説史と「自由」)
終章 自由と人権をめぐって
著者等紹介
林尚之[ハヤシナオユキ]
大阪府立大学大学院博士後期課程修了、博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員
梅田直美[ウメダナオミ]
大阪府立大学大学院博士後期課程修了、博士(人間科学)。現在、奈良県立大学地域創造学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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