内容説明
歩く、見る、記す、本にする。幕末の伊勢国に生まれ、諸国を旅し、百冊以上の書物を出版。蝦夷地を六度にわたり探査し、知られざるアイヌ文化を紹介。「馬角斎」と号し“北海道の名付け親”と慕われる男の好奇心と愛と冒険に満ちた生涯。
目次
旅に生きた小さな巨人
武四郎が見た蝦夷地
旅こそ人生―松浦武四郎の生涯
東西蝦夷山川地理取調図 全26枚
蝦夷地探査ルート
松浦武四郎への旅1 北海道の武四郎碑
松浦武四郎への旅2 ふるさと三重県松阪市―記念館・生誕地・伊勢街道を歩く
資料編 おもな著作物・関連書籍・略年表
著者等紹介
山本命[ヤマモトメイ]
1976年大阪府生まれ。奈良大学文学部文化財学科卒業後、三重大学大学院人文社会科学研究科へ。2001年に中退し、同年4月より松浦武四郎記念館学芸員となり、武四郎の魅力と功績を発信すべく、資料の調査・研究、講演や教育など普及活動に努める。主任学芸員を経て22年4月より同館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。