内容説明
既成概念を創造的に破壊して組み直す地域イノベーションを巻き起こそう。三重県南伊勢町に生まれ筑波大学でバイオを学び企業の研究員となって博士号を取得。渡米、バイオベンチャーの社長を経て三重大学地域イノベーション学研究科教授となった著者が、自らの体験を基に語る地方創生論。旧来のやり方を変えれば、地方だってまだまだ元気になれる。さあ、博士社長たちにつづけ。
目次
プロローグ コロナが気づかせてくれたこと
第1章 私の原点
第2章 バイオ・ベンチャーのトップからアカデミズム畑へ
第3章 なぜ人々は田舎に住めなくなったのか
第4章 社長100人博士化計画始動
第5章 博士社長たちと拓く新しい地域社会
てい談 地域の潜在能力をいかにして引き出すか
著者等紹介
西村訓弘[ニシムラノリヒロ]
1965年、南伊勢町東宮生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業後、(株)神戸製鋼所入社。生物研究所の研究員となり学術論文を多数発表。95年、たんぱく質合成技術に関する論文で筑波大学から博士号授与(農学)。渡米、米国企業の研究員を経て2000年、(株)ジェネティックラボ創業メンバーに。同社代表取締役を務めた後退社。04年、三重大学医学部特命教授(非常勤)となりバイオメディカル創業プログラムを開始。06年、三重大学医学系研究科教授に就任、地域イノベーション学研究科の創設に関わる。16年より同科教授。20年より宇都宮大学教授兼任。「見つけて、褒めて、繋ぐ」をキーワードに、自治体、高校など大学の枠を越えて地域イノベーション活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
つい五郎