出版社内容情報
蝦夷地を探査しアイヌの人権を訴えた幕末の探検家、松浦武四郎の生誕200年・北海道命名150年を記念した入門書 松浦武四郎は三重県松阪市に生まれ、全国を旅して百冊以上の書物を出版しました。幕末期に、未開と言われた蝦夷地も六度にわたり探査。知られざるアイヌ文化を内地へ紹介するとともに、蝦夷地に代わる名称として「北加伊道」を上申したことから“北海道の名付け親”と言われています。
好奇心と愛と冒険心に満ちた武四郎の生涯を「松浦武四郎記念館」主任学芸員の山本命氏が執筆。東西蝦夷山川地理取調図(全26枚)や、北海道に散在する武四郎碑ガイドも収録。武四郎のすべてがわかる入門書。
明治150年で、幕末・維新への関心が高まる今こそ読んでおきたい一冊です。
<本書の主な内容>
○巻頭グラビア
羊蹄山、阿寒湖...武四郎が歩いた風景をカラー写真で
○松浦武四郎の生涯
「松浦武四郎記念館」主任学芸員の山本命氏が執筆。
武四郎直筆の取材メモや著作物などの写真多数。
○東西蝦夷山川地理取調図
武四郎が北海道中を歩いて完成させた、9800ものアイヌ語地名が記された地図(全26枚)を完全収録。
○北海道の武四郎碑めぐり
北海道には松浦武四郎の顕彰碑が50以上あり、アプローチしやすい30数カ所をわかりやすくガイド。
○武四郎のふるさと三重県松阪市三雲町
伊勢街道沿いにある武四郎の生家や記念館を紹介
○武四郎の著作物/関連書籍/略年譜など
●オビ 三重県知事、北海道知事の推薦コメント
山本 命[ヤマモトメイ]
著・文・その他
内容説明
生誕200年・北海道命名150年。三重県松阪市に生まれ、諸国を旅して百冊以上の書物を出版。幕末の蝦夷地を探査し、知られざるアイヌ文化を全国へ紹介。蝦夷地に替わる道名・国郡名を上申し“北海道の名付け親”と慕われる男の、愛と冒険心に満ちた生涯。
目次
旅に生きた小さな巨人
武四郎が歩いた風景
旅こそ人生―松浦武四郎の生涯
東西蝦夷山川地理取調図・全26枚
蝦夷地探査ルート
松浦武四郎への旅(北海道の武四郎碑;ふるさと三重県松阪市)
資料編 おもな著作物・関連書籍・略年表
著者等紹介
山本命[ヤマモトメイ]
1976年大阪府生まれ。奈良大学文化財学科卒業後、三重大学大学院人文社会学研究科へ進み、2001年に中退。同年4月より松浦武四郎記念館学芸員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぼちぼちいこか
yoneyama
hr
Yohei Kameya
三原城の守り人