内容説明
弘前から福島へ!被災地で何を経験し、人びとと何を共有できたのか。研究者たちの渾身の活動記録。「地域」から「世界」へとつながる放射線科学研究へ!!
目次
第1章 被ばくを調べるための放射線計測技術
第2章 被ばく線量評価と野生動物における放射線生物影響研究
第3章 東京電力福島第一原子力発電所事故によって発生した汚染水および海洋汚染の状況と難分析放射性核種ストロンチウム90の分析への取り組み
第4章 放射線防護剤開発の歴史と役割
第5章 弘前大学における被ばく医療人材育成
第6章 東京電力福島第一原子力発電所事故と弘前大学の対応
著者等紹介
嶋昭紘[シマアキヒロ]
1941年1月9日生まれ。東京大学理学部生物学科(動物学課程)卒業。理学博士。東京大学理学部助手、助教授、教授、総長補佐を歴任。御勇退後、(財)環境科学技術研究所の所長、常務理事、専務理事、理事長を経て(公財)放射線影響協会理事。弘前大学の被ばく医療体制の構築へ多大なる貢献をなされ、2016年弘前大学名誉博士。2019年9月25日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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