内容説明
大検証(粛清)で約5万人が殺害された日本軍占領下のシンガポール。アジア・太平洋戦争のもう一つの戦場マレー半島・シンガポール―そこには今も日本軍とイギリス軍・現地民衆との間の、激しい戦闘の跡が残る。280枚の写真とエッセイでその足跡を辿る!
目次
第1章 市街地中心部の戦争の傷痕を歩く―「昭南島」と呼ばれた時代を知っていますか?
第2章 ジョホール・バル―シンガポール上陸戦の戦跡
第3章 激戦地ブキ・ティマに残る兵どもが夢の跡
第4章 日英軍の最後の激戦地パシル・パンジャン
第5章 無用の砦になってしまったセントーサ砲台
第6章 英軍最後の航空基地となったカラン・エアポート
第7章 捕虜たちが収容された英軍の要塞・チャンギ
第8章 戦争で斃れた兵士たちの眠る記念碑
第9章 解説・日本軍のマレー・シンガポール侵攻と占領
著者等紹介
小西誠[コニシマコト]
1949年、宮崎県生まれ。航空自衛隊生徒隊第10期生。軍事ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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