内容説明
バルトの目指すものは、言語が一つの意味に凝固しない場所である。それが、言語のどこにもない場所=ユートピアへの希求である。
目次
1章 ロラン・バルトの遍歴と軌跡
2章 後期バルトについての素描
3章 変化する社会と言語―バルトのデジタルな足跡
4章 解読のためのキイワード
5章 砕かれた書物―テクストをめぐって
6章 映像と映画へのバルトの執着
7章 意味の解体と創造
8章 言語への挑戦
著者等紹介
諸田和治[モロタカズハル]
昭和6年(1931)生まれ。東京都立大学仏文科卒業。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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