内容説明
幼なじみにまきこまれて入部した茶道部には、すてきな先生と、おいしい和菓子と、大切な縁を結ぶお茶会が待っていた!
著者等紹介
服部千春[ハットリチハル]
京都府綾部市出身。『グッバイ!グランパ』で第19回福島正実記念SF童話賞大賞受賞
小倉マユコ[オグラマユコ]
神奈川県横須賀市出身。イラストレーターとして広告や書籍で幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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モリー
49
茶の心得も無いことを「無茶」という。私自身は幼少期にお茶の作法を習ったが、今となっては、お茶の苦さと干菓子の甘さしか覚えていないのだから、無茶苦茶もいいところだ。それはさておき、この本の主人公は、小学校の部活動で茶道を習うことになった少年少女たちである。お茶に合わせるお菓子は、干菓子ではなく毎回主菓子だ。その名前にも味がある。例えば「ぬれツバメ」。雨にぬれながらエサをはこぶ親ツバメのことだ。ところで、主人公の一人、棗には、親に無断で入部した訳があった。自分の名前の由来を知るためだ。謎解きを楽しみなが読了。2024/07/16
しのさー
10
☆4 タイトルと表紙に惹かれた 文章だと所作のイメージがしにくかった 出てくる和菓子がどれも美味しそうで食べたかった2021/10/17
Ruto
4
図書館。児童書。小学生の男の子陽介が主人公。幼馴染の女の子ナツメに勝手に茶道部に入れられることになる。なぜ茶道なのか何か理由があるらしい。設定が出来すぎなところもあるが、なかなか面白かった。茶道についての入門にもなっている。2020/03/03
tellme0112
3
茶道をやる訳ではないがわけあって茶道のことについて知る必要があり手軽に分かるようなものを手に取る。和菓子食べたくなるね。。。2024/06/22
飲も飲も
3
児童書。小学6年生が茶道部へ。2022/11/05
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